「Web3的」な働き方が広まると、チーム運営は何が大事になるの？

2022年6月1日〜6月30日までの間に、JobPicksで閲覧数の多かった記事トップ5はこちら。

6月は、「Web3」や「VUCA」など、ビジネスや働き方を大きく変えるキーワードに関する記事が多く読まれた。

1位：「Web3」で働き方はこうも変わる。有識者に聞く仕事の新常識（2022/6/6）

2位：VUCAの時代「30歳までにやっておきたい」自分軸のつくりかた（2022/6/15）

3位：【倍速成長】自分を変えたい時は「今いる環境から」変えよう（2022/6/24）

4位：【超実践】「成長実感がない」の壁を破る、たった一つの教え（2022/6/20）

5位：広報とは「答えのない問いを探求する仕事」向いている人は？（2022/6/1）

1位になったWeb3について、ビジネス面での時流を見ると、「過度な期待」のピーク期はもう過ぎ去っている。今春から深刻化した米国テック銘柄の株価下落が、バブルにとどめを刺す形となった。

だが、ブロックチェーン技術を基盤としたソリューションは今も続々と誕生しており、「本物のWeb3プロダクト」は騒乱をよそにサバイブしていくはず。ネット黎明期に生まれたECや、Web2.0の代表的サービスと言えるSNSが、今では一般人の生活と情報のインフラになったようにだ。

1位の記事でも取り上げたDAO（Decentralized Autonomous Organization：自律分散型組織）のような新しい組織のあり方も、徐々にニューノーマルとして広まっていくだろう。

そこで本稿では、これからの働き方を変え得るきざしを示すようなトピックスをいくつか紹介していく。

この6月に東京商工リサーチが出した調査結果では、コロナ禍で進んだリモートワークの普及にも一服感が出始めている。

> 在宅勤務、27.2％の企業が「取りやめた」～ 第22回「新型コロナウイルスに関するアンケート」調査 ～（東京商工リサーチ）

いわば「リモートワークの次」とも言える、新たなワークスタイルを今のうちに覗いておこう。