【新教養】現代版の「読み・書き・そろばん」最速で学ぶ方法

2022年5月30日(月)

2022年5月の人気記事ランキング

2022年5月1日〜5月29日までの間に、JobPicksで閲覧数の多かった記事トップ5はこちら。

5月は、五月病・燃え尽きに関する記事のような時流に沿ったものの他、はやりのNotion活用など仕事術に関する記事が多く読まれた。

1位:「2020年代の仕事の常識」に乗り遅れないための教養3選(2022/5/2)

2位:市場価値はこう決まる「年収800万円」以上の人が持つ経験ランキング(2022/4/25)

3位:新しい「慣れない仕事」で成果を出す、3つの基本行動(2022/5/11)

4位:【村上臣】仕事効率が10倍に「Notion」私の使い方見せます(2022/5/13)

5位:憂鬱は転機にできる。「五月病」や「燃え尽き」と賢く向き合う方法(2022/5/16)

1位の記事では、2020年代、働き方や仕事選びの「新しい常識」になりそうなトピックスを3つに分けて解説。

また、3位の記事では、4月の年度替わりで今までと違う仕事に取り組む際の「壁」を乗り越える方法を取り上げている。

こうした仕事術は、書店のビジネス書コーナーでも常に人気のジャンルだ。ビジネスパーソンとして、時代(時流)に即したスキルを身に付けたいという気持ちが背景にあるのだろう。

そこで本稿では、姉妹メディアのNewsPicksが紹介してきた仕事力アップに関する記事の中から、過去1〜2年で評判のよかったものを厳選して紹介していく。

これからの「読み・書き・そろばん」として、覚えておくべき事柄は何か。チェックしておこう。

永遠の課題「英語学習」に役立つ人気記事

まずは「読み書き」に関するスキルとして、いつの時代も注目を集める英語学習についての人気記事を見ていきたい。

オンライン英会話やブートキャンプ形式のレッスンなど、英語を学びたい社会人のニーズを捉える学習法は続々と誕生するものだが、NewsPicksが今年3月に特集して多くの反響があったテーマが「YouTubeで学ぶ英会話」。

下の記事では、人気YouTuberとして知られる音楽ユニット「レペゼンフォックス」のDJ社長が自ら実践してきた学習法を紹介して3000以上のPicks数を記録した。

【DJ社長】あなたが学ぶべき、正しい英語の勉強法

DJ社長はすでに活動拠点をインドネシアに移しており、その前に「スマホで学んだ」英会話の学習法が評判を呼んだ形だ。

この特集では、他にも英語学習コーチ推薦のYouTubeチャンネルを紹介した下の記事が2900超のPicks数がつくなど、このテーマに関心を持つ人がいまだに多いことがうかがえる。

【決定版】Z世代が選ぶ、最強の「YouTube英語」15選

「まずは聞き流しから」という学習法がトレンドになった時期もあったが、今なら動画を通じて無料で“参考書”に触れられる。一つの勉強方法として参考にしてみてほしい。

話題の「ノーコードツール」を理解する人気記事

次は、「書き」に関する教養として、プログラミング関連の人気記事を紹介しよう。

今は非エンジニア以外のビジネスパーソンも「コードを書くスキル」が求められる——。そんな言説が一般化して久しいが、実際にプログラミングをマスターするのはなかなか難しい。

このような現状もあってか、NewsPicksで2020年3月に特集した「ノーコード / ローコードツール(コーディング不要でソフトウェアが作れるツールのこと)」の記事は、多くの人に刺さった。

中でも以下の記事は、8000を超えるPicks数となるほどたくさん読まれている。

【超入門】「ノーコード革命」に乗り遅れるな

実践編として、ノーコードツールを使ってニュースレターの作成を自動化する動画や、スプレッドシート型のツールで各種計算を行うための解説記事も、Picks数2000超えとなっている。

【動画】ノーコードで、NPの「新サービス」を作りました【直撃】なぜ、今さら「スプレッドシート」が最強なのか

プログラミングスクールに通ったりする時間的余裕はないけれど、業務を今より効率化したり創造的に行えるようになりたいと考える人が多いということだろう。

これらの記事を足がかりにして、ノーコード / ローコードの世界を勉強してみよう。

データ分析で用いるSQLを理解する人気記事

最後に取り上げるのは、現代版の「そろばん」つまりデータ分析に関する教養だ。

NewsPicksでもJobPicksでも、データ分析に関する記事は常に人気となっているが、今年5月にNewsPicksで取り上げたSQL(データベース言語の一つ)学習に関する2話構成の週末特集は、共にPicks数2000超えと多くの反響があった。

入門編である下の記事は、前述したようなノーコードツールもたくさん出回る中、営業やマーケター、各種の企画職がSQLを学ぶ意義を解説。

データ活用の大原則となる「PPDAC(下図参照)」の回し方を含めて、分析業務で必要な心得から説明している。

【超入門】文系が「データ」に強くなれば、無敵になる

続く実践編では、SQL学習で「非エンジニアが最低限覚えるべき」事柄を、3つのステップに分けて紹介。

初歩的な分析で使う構文や、初心者がつまずきやすいポイントを交えながら、SQLを駆使したデータ分析ができるようになるための学習方法を解説している。

【変身】素人がデータに強くなる「SQL学習」3つの秘策

ノーコードツールの流行にも関係するが、今はコードを書いて行う仕事を「誰もができるようになる」のが時代の潮流だ。

その際は、いきなり高度なスキルを身に付けるのを目指すより、「何ができるのかが分かる」「簡単な構文を自分で書ける」ところまでを目指すのがはじめの一歩となる。

英語もプログラミングもデータ分析も、使いこなすには時間をかけて学ぶ必要があるが、最初のきっかけとして、ここで紹介した記事を参考にしてほしい。

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