いつから動き出す?就活スケジュールの「目的別カレンダー」大公開

いつから動き出す?就活スケジュールの「目的別カレンダー」大公開

    2021年卒から経団連による「就活ルール」の廃止が適用されて以来、3月に採用選考開始、6月に内定という「新卒一括採用スケジュール」は形骸化した。企業は選考開始時期を早め、優秀な学生をいち早く獲得しようと躍起になっている。


    また、2020年3月コロナの影響で、合同説明会が中止となったことも学生の活動に大きな影響を与えた。


    これにより、それ以前から準備を進めていた人とそうでない人の間で、満足がいく就活ができたかどうかに差が生じたその結果、就職活動の早期化・長期化が進み、学生の大きな負担となっている。


    一方で、学生のキャリア観や志向、状況も多様化している。


    留学する人、勉学に力を入れる人、長期インターンをして会社や仕事との相性を確認したい人など様々だ。


    そこで本稿では、一般的な就職活動した学生の就活スケジュールと、インターンを多数経験した学生のスケジュールを比較。自分に合ったスケジュールを見つけるヒントを探った。

    ※この記事は、NewsPicksの特集「Z世代の就活」に掲載した内容の無料ダイジェスト版になります。末尾にある記事本編では、選抜コミュニティに参加した学生のスケジュールや、留学経験者のスケジュールも紹介しています。


    目次

    • 一般的な就活スケジュール
    • 「夏インターン行きまくり型」就活スケジュール
    • 就活「準備」は大学2年からが当たり前に!?

    一般的な就活スケジュール


    就職活動の全体像を把握するため、まずはオーソドックスなスケジュールを見ていく。

    23卒の一般的な就活スケジュール

    多くの就活生が最初に動き出すのは、大学3年生時のサマーインターンだ。外資系企業やコンサルティングファームはもちろん、最近では日系企業の多くもサマーインターンを開催し、そこで優秀な成績を収めた学生には早期選考の案内や、一部選考免除などが与えられることもある。


    サマーインターン後に迎えるのは、秋冬インターンだ。サマーインターンに参加していない学生は、この時期から就職活動を始めることが多い。


    そして、秋頃からはインターン経由の早期選考や、一部選考が免除された人向けの特別選考が始まる。外資系企業やベンチャー企業はこの時期に内定が出ることも多く、早い人だと、年内に内定を獲得し、就職活動を終える人もいる。


    その後、年が明け2月ごろから、OB・OG訪問や業界研究、エントリーシート(ES)の型を作るなど本選考への準備を始め、大学3年から4年に変わるタイミングでESの提出締切や面接が始まる。


    政府主導のルールでは、大学4年の6月が選考解禁日となっているが、商社など一部の企業を除いて、6月を待たずして選考が終わる企業が多い。


    近年は最終選考を除き、選考のオンライン化が進んでいるため、エントリー数やエントリーシートの提出企業数も増加している。


    リクルートの調査によると、21卒の学生1人当たりのプレエントリー(採用情報・資料の請求、企業への個人情報提供)の実施社数は、平均27.54社。エントリー数は近年減少傾向であったが、20卒と比較して(平均24.79社)2.75社増加した。


    エントリーシートの提出企業数も、14.75社と前年より2.39社増加している。

    【完全図解】Z世代の就活、5つの大変化
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    このように、大学3年のサマーインターンから始める学生は最長で1年近く就職活動を行うことになる。


    また、通年採用を行う企業では、年中、インターンや本選考へのエントリーが可能なため、平均エントリー数も増えている。


    「夏インターン行きまくり型」就活スケジュール


    就職活動に1年間以上にわたり実直に取り組んだことで、本命の大手総合商社の内定を勝ち取った横田さん(仮名)のスケジュールを紹介する。

    大手総合商社の内定を勝ち取った学生の就活スケジュール

    横田さんが就職活動を始めたのは大学3年の5月。最初は、友達に誘われ就活情報などを提供する「Goodfind」が主催する、自己分析の取り組み方や、論理的思考力を鍛える就活セミナーに参加した。


    周りの参加者がすでに就職活動を始めていたことに焦りを感じ、6月中旬ごろから、銀行やデベロッパーを中心にサマーインターンのエントリーシートをおよそ30社に提出し、その中から8社のインターンに行った。


    「最初は、インターンの選考に落ちていましたが、通過した会社の面接やエントリーシートを都度振り返り、自分の行きたい業界や会社の解像度を高めていきました」(横田さん)


    数多くのサマーインターンに参加したことのメリットは大きかった。社員と直接つながりを持てたり、早期選考の話が来たところも何件かあったそうだ。


    秋冬インターンでも、とにかく場数を踏もうと、30社程度にエントリーし、総合商社などを含む10社のインターンを体験した。


    商社のインターンを体験し感じたのは、求められる英語力と実力のギャップだった。そこで、インターンと並行してTOEICの勉強にも力を入れた。


    秋インターン先から早期選考にも招待され、結果、大学3年時の3月には複数社の内定も獲得。


    「就活は人生で一度きり。後悔だけはしたくないという思いで、興味がある会社は、ESなどを書く手間も惜しまず、エントリーしましたし、面接やインターンが終わった後は、その日の行動の振り返りを、毎日コツコツやり続けました。その結果、自分の価値観にもっとも合いそうな商社という業種と出会い、そこにターゲットを絞ることもできました。早くから長く就活するこのスタイルが、僕には合っていたと思います」(横田さん)


    就活「準備」は大学2年からが当たり前に!?


    以下にある記事本編では、この他に


    • 選抜コミュニティに参加して戦略コンサルに就職した学生

    • 留学後、複数企業で内定獲得した学生

    • 長期インターンを複数社経験したのちに就職した学生


    の詳細なスケジュールを紹介している。例えば留学経験者は、例年11月に米・ボストンで3日間にわたって開催される「ボストンキャリアフォーラム」に参加して本格的な就活を始めるなど、動き方はそれぞれだ。


    だが、3人の共通項もあった。最初の具体的なアクションが「大学3年次のサマーインターン」だったものの、そこから一気に就職先選び〜内定獲得に近づくための準備は「大学1〜2年次」から始めていたという点だ。


    早めに就活を開始するスタイルが一般的になりつつある中、どんな動きをしていて、何を重視したのかをチェックしてみよう。


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    取材・文:平瀬今仁、鈴木朋宏、編集:佐藤留美、デザイン:黒田早希

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