「しゅんダイアリー」コラボ:就活これが知りたい
就活系YouTuber「しゅんダイアリー」とJobPicksがコラボし、人気職種の仕事内容や就活のナゼに迫る企画。学生目線でその道のプロに取材し、会社説明会やOB・OG訪問では覗けない就職〜働き方のリアルを動画で紹介する。
JobPicksとしゅんダイアリーのコラボ企画第四弾では、マーケターの仕事内容に迫った。
想像力と分析力をかけ合わせ、ユーザーにサービスの魅力を届ける——。企業の命運を握る職業・マーケターは、就活生や若手ビジネスパーソンから人気の仕事だ。
対外的に発信する機会も多く、華やかなイメージがあるが、具体的な仕事内容や1日のスケジュールなどについては知らない学生も多いはず。
そこで今回は、セールスフォース・ドットコムでCMO(最高マーケティング責任者)を務める鈴木祥子(すずき しょうこ)さんに、マーケターのリアルな1日や求められる姿勢、志望学生が今できるスキル習得のTipsを聞いた。
※記事末尾に、この記事のYouTube動画本編があるので合わせてご覧ください。
一口にマーケターと言っても、その業務内容は市場調査から広告運用まで多岐にわたる。
また、近年はインターネットの普及に伴い、WebマーケターやSNS運用などと役割の細分化も進んでいる。
そこで取材の冒頭では、しゅんダイアリーの福田駿さんとNewsPicks学生記者の鈴木朋宏が、消費財からITまでさまざまな業界を経験してきた鈴木祥子さんに「マーケターとはそもそも何をする人なのか」を聞いた。

セールスフォースのオフィスを訪れたNewsPicksの鈴木記者(写真左)としゅんダイアリーの福田さん(同右)
福田:鈴木さんが考えるマーケターとは、ズバリどんな人ですか?
鈴木(祥)::シンプルに言うと、モノやサービスを買いたい人の心を動かし、売上と利益をつくる人です。
一般消費者向け(BtoC)と法人向け(BtoB)でも役割は変わりそうだが、売上・利益をつくるという点で共通しているようだ。
ただし、そのためには「売る」ことだけにフォーカスしてはいけないそうだ。
福田:つまりマーケターとは、商品を理解し、売るためにいろんなことをする職種なんですね。
鈴木(祥):そのためにも、お客さまに商品のファンになっていただくことが大切です。ご購入いただいた後に「買ってみたけれど、この商品はちょっと......」と思われては意味がないですから。
継続してサービスやプロダクトをご利用(購入)いただく仕組みをつくるのも、マーケターの大事な役割です。
動画内ではほかにも、マーケターとして経営にも携わるCMOとは何をする人なのか、鈴木祥子さん自身がマーケティング職に転身した経緯などを聞いている。