「しゅんダイアリー」コラボ:就活これが知りたい
就活系YouTuber「しゅんダイアリー」とJobPicksがコラボし、人気職種の仕事内容や就活のナゼに迫る企画。学生目線でその道のプロに取材し、会社説明会やOB・OG訪問では覗けない就職〜働き方のリアルを動画で紹介する。
JobPicksとしゅんダイアリーのコラボ企画第三弾では、経営コンサルタントの仕事内容に迫った。
「若くして成長できる」「給料が高い」「最先端ビジネスを幅広く学べる」。このような理由から、就活生のコンサル人気は加熱している。
就活サイトONE CAREERの「東大京大 22卒就活人気ランキング」では、トップ20社のうち11社をコンサルティングファームが占めるなど、年々この傾向が強まっている(参考記事)。
しかしながら、その具体的な仕事内容や、1日のスケジュールなどについては、知らない学生も多いはず。
そこで今回は、デロイト トーマツ コンサルティングでスマートシティ推進のリーダーを務める松山知規(まつやま ともき)さんに、コンサルタントのリアルな仕事内容や、就活で選考を攻略するためのヒントを聞いた。
※記事末尾に、この記事のYouTube動画本編があるので合わせてご覧ください。
取材の冒頭では、今では多くのビジネス領域に存在するコンサルタントの職種分類について、しゅんダイアリーの福田駿さんとNewsPicks学生記者の鈴木朋宏が迫った。
コンサルティング企業は、社内のポジションとしても、ディレクターやパートナーなど一般企業とは少々異なる役職が多い。それゆえ仕事の詳細がなかなかイメージしづらい。
松山さんの説明によると、大きくは担当産業別に仕事が分かれるケースが多いという。
福田:デロイト トーマツで働くコンサルの役割は、どのように分かれているのでしょうか?
松山:基本的には産業別に分かれています。自動車業界の企業を担当する部署や、製薬企業の担当、金融担当などと、クライアント別に部署がつくられていきます。これが、最近だとDX(デジタルトランスフォーメーション)のような、ビジネストレンドごとに対応するチームに分岐していく場合もあります。
つまり、新人コンサルタントは業界・業種(インダストリー)、または提供するサービスの専門領域(M&A、SCMなど)別の部門に配属され、そこで専門性を高めるキャリアを歩むことになるようだ。
続いて、松山さんが担当するスマートシティ案件の仕事内容を深ぼっていく。
鈴木:コンサルタントとしてスマートシティ案件を推進する時は、どういった形で携わるんですか?
松山:例えば中央省庁とお仕事をする時は、海外政府の事例を調査して、政策立案のサポートをします。
一方、市区町村のスマートシティプロジェクトをお手伝いする時は、どんな地域資源があり、どんな企業が多いのかも踏まえて各論で構想策定をご一緒します。
動画内ではほかにも、案件ごとの仕事の進め方や、デロイトトーマツ コンサルティングに入社してくる人材像の変化など、コンサル業界の内情を松山さんが解説している。