【7人の経験談】総合商社に就職して身につく「仕事力」の正体

【7人の経験談】総合商社に就職して身につく「仕事力」の正体

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「みんなでつくる仕事図鑑」JobPicksは、さまざまな職業のロールモデルが投稿してくれたリアルな経験談を多数掲載している。本連載では、その投稿内容を参考に、仕事や就職・転職の悩みを解消するヒントを探っていく。今回は、就職人気の総合商社で身につく「仕事力」の中身を探る。


目次

変わる総合商社の仕事


手掛けるプロジェクトの規模が大きい、世界を股にかけてグローバルな仕事ができる、平均年収の水準が総じて高いetc......。今も昔も、就活の人気業界であり続ける総合商社。


特に三菱商事、三井物産、住友商事の財閥系3社や、伊藤忠商事や丸紅を含む5大商社、双日、トヨタグループの豊田通商などの総合商社は、学生の憧れる就職人気企業として名前が挙がる機会が多い。


ただ、近年の商社業界は、かつての「トレーディング 」「投資」などのイメージとは異なる事業を展開する、変革のさなかにある。


例えば下の記事で紹介しているように、商社の主力事業の一つであるエネルギービジネスは、 ESG(環境・社会・企業統治)への関心の高まりを背景に「脱炭素」が進み、大きな転換期にある。

また、もともと事業領域の広い総合商社の中でも、最近特に注目されているのがDX(デジタルトランスフォーメーション)に関連するビジネスだ。


以前から手掛ける事業投資の一つとして、DXに特化したプロジェクトを手掛ける子会社も出てくるなど、他の業界と同じく商社各社もこの領域に力を入れている。

こういった変化によって、今ではデジタル関連のテクノロジーに明るい人を積極的に採用する商社も増え、商社パーソンのイメージも以前とは様変わりしている。


そんな中で、これから商社への就職を考える学生は、どんな経験を積めるのだろうか。自己変革を繰り返す商社の中で、身につけることができる本質的な仕事力とは何なのか。


ここでは、上記したような総合商社で働くJobPicksのロールモデルたちが投稿する経験談から、商社の仕事を通じて得られる仕事力の中身を探る(注:ロールモデルの所属・肩書は、全て本人が投稿した時点の情報)。


英語より大切な「意思決定の頻度」

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※ この記事に編成されている経験談は、記事作成時の経験談の内容と情報が異なる場合があります。

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