【本音】人気企業4社の事業開発「仕事の苦労と学び」は何?

【本音】人気企業4社の事業開発「仕事の苦労と学び」は何?

JobPicks Voice

「みんなでつくる仕事図鑑」JobPicksは、さまざまな職業のロールモデルが投稿してくれたリアルな経験談を多数掲載している。本連載では、その投稿内容を参考に、仕事や就職・転職の悩みを解消するヒントを探っていく。今回は、就職で人気の職業「事業開発」の仕事研究だ。


目次

事業の多角化が進む理由と難しさ


コロナ対応やビジネス環境の変化に適応するため、「事業の多角化」に取り組む企業が増えている。


DX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組む大企業が増え、アマゾンやソフトバンクのような大手IT企業では国内外で事業領域を広げるべく事業開発専門の部署を置いて開発を進めるケースも生まれている。


とはいえ、自社内で新たに事業を生み出し、継続させるのは至難の技だ。新規事業の成功率は「わずか1割程度」という専門家の声もある。


そんな事業開発について、ソニー在籍時(2008〜2015年)に新規事業創出プログラム「Sony Seed Acceleration」を立ち上げたBIOTOPE社長・佐宗邦威さんは、5つのプロセスに分けて解説している(下の記事参照)。

佐宗さんによると、イノベーションを生み出すには下図のようなプロセスがあるが、各プロセスで多様なスキルが求められ、一筋縄ではいかないことも多いという。

組織を燃えさせてイノベーションを起こす「5つのプロセス」図
出典:組織を燃えさせてイノベーションを起こす「5つのプロセス」(NewsPicks)

このように、世の中の動きに応じて事業の多角化を進める裏側に、多くの困難がある事業開発。


そこで今回は、事業企画・事業開発として経験談を投稿するJobPicksのロールモデルが、なぜ事業開発を志望し、どんな苦労を経験したのかを取り上げる。合わせて、未経験者におすすめの書籍も紹介しよう(注:ロールモデルの所属・肩書は、全て本人が投稿した時点の情報)。


LINEの事業開発

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