【座談会】先輩3人がアドバイス、女子大からのオリジナルキャリアの作り方

【座談会】先輩3人がアドバイス、女子大からのオリジナルキャリアの作り方


    この記事に登場するロールモデル

    SDGsの文脈でもダイバーシティという意味合いでも、「女性活躍」の重要性は論を待たないが、日本の組織における女性のロールモデルはまだまだ数が少なく、他の先進国と比較しても、役員や管理職への登用が少ないのが現状だ。


    良くないのは、それが、女子学生のキャリア形成にも大きな影響を与えてしまうことだ。


    男女に関係なく、学生が初めて就く仕事はよく、「半径5mの意見に影響を受ける」と言われるくらい、周りの影響を受けやすい。


    とりわけ女性の場合、同性の先輩のキャリアの多様性がないと、自身の可能性まで限定的になりやすい。周囲は女性ばかりの女子大となると、なおさらだ。


    そこで、本座談会には女子大学を卒業後、これまで周囲にはあまり見かけなかった新たなキャリアの道を切り開いたロールモデル3人が集結。


    周囲に影響されない、自分に合ったキャリアのつくり方を探っていく。

    目次

    • 大企業に行くのは当たり前?
    • 女子大で学んだこと
    • 大学の仲間は価値観が似ている
    • 周りの意見に流されない

    大企業に行くのは当たり前?


    —— まずは、自己紹介と、現在の仕事について教えてください。



    藤本:ZOZOテクノロジーズで、インハウスデザイナーをしている新卒2年目の藤本です。



    私が所属するデザイン部の仕事は、株主総会用の資料からお客さまに届けるZOZOTOWNの段ボール資材のデザインまで、社内のあらゆるものをデザインすることです。よろしくお願いします。

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    鈴木:同じく新卒2年目で、社員クチコミサイト「OpenWork」で広報をしている、鈴木です。


    取材対応や社内イベントの企画・運営、OpenWorkを通じて転職された方のインタビュー記事の作成など、OpenWorkのユースケース(ユーザーの活用成功例)を集め、サービスの魅力を社内外でコミュニケーションする仕事をしています。

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    小笠原:リンクアンドモチベーションで、「モチベーションクラウド(組織改善クラウドサービス)」というサービスのブランディングをしている小笠原です。


    私も入社2年目で、認知率向上の獲得のためにPRやWebマーケティングをしています。具体的には、社外メディアに露出するためのニュースを作成したり、サービスの活用事例を取材し、自社メディアの記事として発信したりする仕事をしています。

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    —— 就職活動では、よく「半径5mの影響を受けやすい」と言います。皆さんが通っていた大学でも、周りに影響を受けることはありましたか?


    小笠原:半径5mの影響を受けていたのは間違いないですね。



    大学のキャリアイベントで登壇する卒業生は、公務員や政府系金融機関、メガバンクやシンクタンクなどに勤めている方が多く、私も当然そういうところに行くものだと思っていました。


    実際に私も、もともとシンクタンク志望で、内定もいただいていたため、リンクアンドモチベーションとシンクタンクで、最後まで悩みました。


    鈴木:私の周りも、名の知れた大手を目指す人が多かったです。私もその影響を受けて、最初は有名企業を順々に受けていくような就職活動をしていました。


    —— そのような中で、皆さんは保守的な大企業ではなく、伸び盛りの成長企業を選択しています。


    鈴木:一番の理由は、大企業だと、どの部署や職種に就くかわからない状態で入社する場合が多く、そのことに不安を感じたからです。


    いわゆる「配属ガチャ」に疑問を持ち、明確にやりたいことができる企業を選びたいと決めました。



    OpenWorkは、もともとヘビーユーザーで、サービスや「ジョブマーケットの透明性向上」という会社の思いに共感したということもあります。


    また、私が通っていた大学は、早くにインターンをしている子もいれば、TOEICなどの資格試験の勉強を頑張ったりと、学内外で何かに打ち込んでいる人が多かったです。


    私も、大学3年のときから、スタートアップ企業でインターンを始めていました。その影響もあり、大企業ではなく、ベンチャー企業に興味を持ちました。


    小笠原:私も、会社のビジョンに共感したというのが大きな理由です。


    就職活動を始めた当初は、汎用的なスキルが身につきそうだとか、漠然と転職しやすそうだといった考えで大企業志向が強かったです。


    そんなときに、たまたまリンクアンドモチベーション主催のインターンに参加しました。そこで「良い会社の定義を変える」というミッションを聞いて、自分のやりたいことはこっちに近いなと感じたんです。

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    Photo : iStock /skynesher

    自分は、当然大企業に行くものだと考えていたので、迷いましたが、最後はやりたいことが具体的に描けているほうに行こうと、決断しました。


    藤本:私の場合は、職業にこだわって就活しました。というのも、私は昔からデザインの仕事に興味があったのです。


    高校は美術系の学校に通い、デザインの勉強をしていました。大学ではメディアについて学びたいと考え、情報メディア学科という学科に進学したのですが、デザインへの思いが捨てきれず、4年生の時に改めてゼミでデザインを学びました。


    就職活動もデザイナー職に就きたいと、決めていました。


    もっとも、デザイナーといえば、制作会社や広告代理店などに入社して、企業の制作物のデザインを請け負う形の仕事が中心だと考えていましたが、就職活動を通して、社内でデザインを請け負う「インハウスデザイナー」という職種があることを知りました。


    企業に属すことで、その企業が世に発信したい思いに共感した上で、デザインをイチから考え、世に出る最後まで携われることに魅力を感じて、今の会社と職業を選びました。



    女子大で学んだこと

    残り2874文字(全文4714文字)

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