【秘伝】ルイ・ヴィトンの「伝統と革新」を支えたプロが語る、PRの本質

【秘伝】ルイ・ヴィトンの「伝統と革新」を支えたプロが語る、PRの本質


この記事に登場するロールモデル

ルイ・ヴィトン ジャパンのPRディレクター時代に「旅するルイ・ヴィトン展」を手がけるなど、現役のPRパーソンとして活躍している齋藤さんは、広報・PRを「世の中の一歩先を見つめる仕事」だと語る。


複数のラグジュアリーブランドのPRパーソンとして、数々の印象的な仕事を手がけたエキスパートである齋藤さんが、広報・PRを志す若い世代に伝えたいこととは——。


豊富な経験に裏打ちされた、秘伝のエッセンスを、余すところなく届ける。

齋藤さんプロフ

目次

  • PRはストーリーテラーであれ
  • PRはDNAの体現者であれ
  • PRは仕事にこだわる職人であれ
  • PRは新時代の開拓者であれ

PRはストーリーテラーであれ


—— 齋藤さんはルイ・ヴィトン ジャパンのPRディレクターとして「旅するルイ・ヴィトン展」を手がけるなど、これまで広報・PRとして数々の実績を残しています。齋藤さんが考える「広報・PRの仕事」とは?


齋藤  私が考える広報・PRの役割は、「会社のDNAを理解し、ストーリーテラーとして伝えていくこと」です。


どのような会社であれ、創業の背景となった志や、成し遂げたい未来があると思います。


広報・PRとは、その想いを社内の誰よりも理解し、咀嚼して魅力的に伝えていく職業なのです。


「広報・PR」の役割を果たすには、メディアプランニングをしたり、プレスリリースを書いたりといった、個々の業務に習熟するだけでは不十分です。


企業の理念や存在意義を理解したうえで、より広い概念の一戦略として活動することが求められます。

齋藤さんイメージ1
Photo : iStock / magical_light

—— ファーストキャリアから、広報・PRの仕事を目指していたのですか?


広報・PRの肩書を持ったのは、4社目のグッチが初めてです。それまでは主に、マーケティングの仕事に従事していました。


学生時代にも、「広報・PRとして活躍したい」という具体的なプランがあったわけではありません。


現在のキャリアに至る最初のきっかけは、高校から4年間海外で生活していたことがあり、その際に「外から日本を見る」経験をしたことです。


日本を離れたことがきっかけで、「日本茶ってこんなにおいしいんだ」「日本の雑誌のクオリティってこんなに高いんだ」といったように、既知のコンテンツの魅力を再発見する経験をしました。


視点を変えることで、まだ知られていない魅力を引き出すことが、楽しくて、楽しくて。


ファーストキャリアを選択する際は、コンテンツの魅力を多角的な視点で再発見するフレームを、自分自身にもあてはめました。


「ある程度英語を話すことができて、子どもの頃からアートやファッションが大好きだった自分」の価値を最大限に活かせる環境を探した結果、ルイ・ヴィトンに就職することにしました。

齋藤さん1


PRはDNAの体現者であれ

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