—— まずは、自己紹介と、現在の仕事について教えてください。
ソン:EYで新卒4年目として働いているソン・スヨンと申します。これまで主に人事領域のコンサルティングを経験してきました。
現在は、ライフサイエンス系のクライアントを担当し、社員のエンゲージメント向上のプロジェクトや、働き方改革の支援を担当しています。
天野:PwC Japanの天野と申します。私は、今年の4月で3年目を迎えたところです。
現在は、コンサルティングの部隊に所属し、TMT(情報・メディア・通信企業などの業界)という通信業界のお客様をメインに担当しております。
総合コンサルというところもあって、戦略系から実行まで幅広く業務はやっています。
紺野:アビームコンサルティングの紺野と申します。私も天野さんと同じく、今年で、入社3年目になりました。
私は今、HCM(人事・人材管理)という人事組織のコンサルティング部門に携わり、主に人事制度の改革などのプロジェクトを担当しています。
—— 入社して最初に携わった仕事を教えてください。
ソン:EYに入社してすぐ、日系製造会社の人事制度改革のプロジェクトに配属されました。
最初は、ミーティングの議事録を取ったり、報酬に関する他社事例を調べるなどリサーチ業務がメインでした。
1年目の初めの頃は右も左も分からず、人事領域の知識も不足している状態でしたので、リサーチ業務やクライアントに対するヒアリングで、キャッチアップしていくのに精一杯でした。
ただ、ヒアリング結果をまとめたり、毎月決まった日に帳簿を締めたりする月締めの作業も、最終的にはお客様に届くところにつながる仕事なので、やりがいは1年目から感じていました。
天野:僕もリサーチや議事録を担当することがほとんどでしたね。
入社して5月の半ばに新規事業立案のプロジェクトに配属されました。
ただ、プロジェクトワークのやり方やビジネスの進め方なども一切分からなかったので、とにかくルールに縛られるのではなく、量とスピードで自分のバリューを発揮しようと努力していました。
その成果もあり、冬くらいからは役員の前で、発表する機会などもいただけるようになりました。
紺野:私も1年目は先輩のサポートから始まることが多かったです。
例えば資料の一部を作ってみてと言われ、作ってみても、フィードバックが本当にたくさん返ってくるんです(笑)。
スライド1枚取ってみても「これって何を言いたいんだっけ?」「これってお客さんに何を伝えたいんだっけ?」など、1つずつフィードバックがたくさん返ってくる。
それに驚いて、直して、みたいなところからスタートしましたね。
—— そこから徐々に、2年目、3年目とやれることが増えていく。
紺野:そうですね。2年目になると担当する領域が増えてきます。
私は人事周りを担当しているのですが、その中でも報酬管理、例えば、ボーナスや昇給の決め方を丸々経験させていただきました。
1領域を丸ごと担当することで成長を感じましたし、お客様がマレーシアのスタートアップ企業だったこともあり、海外の人事の方と制度構築を私主体で任せてもらえたことで、ステップアップできました。
3年目になると、チームを見るという仕事が増えてきます。
チームメンバーの進捗を確認したり、上司にエスカレーションすべきものと、しないで対処できるものを判断するなど、今まさにそこを練習し、苦戦しながら挑戦中ですね。
ソン:私も同様に、2年目で1つの大きな領域を担当させてもらいました。
3年目では、スタッフからシニアになって、プロジェクトの1領域のオーナーとしてお客様の第1窓口となりました。
今までは、チームとしてサポートする側だったのが、主体となってお客様と接し、莫大なフィーを払っていただく中で、プレッシャーを感じると同時にやりがいも増えてきました。
自分が直接、お客様のお役に立つ良い課題解決策を提供できるのは、一番の楽しさでもあります。