ソニー技術者→BizDev、工業高→コンサル...20、30代の職の“転がし方”

ソニー技術者→BizDev、工業高→コンサル...20、30代の職の“転がし方”


    コロナ禍を経て働き方の変化や、キャリアが多様になってきているなか、大企業に就職しても、キャリアにもやもやを感じている20〜30代が増えています。

    自分が何をしたいか考えたり、結婚や出産をきっかけにキャリアを見つめ直したりと、就職活動が終わってもキャリアに向き合ってきた10人を3回にわたって紹介します。彼らはキャリア迷子から、どのように抜け出してきたのでしょうか。

    12/13(水)夜には、そんなキャリアのもやもやをキャリアのプロに相談できるイベントもJobPicksは開催します。ぜひご参加ください!

    自分のキャリア、このままでいいのかな

    目次

    ソニー技術者 → リクルート「サンカク」事業責任者

    新卒でソニーにエンジニアとして入社した古賀さん。異動先では、企画から社内外への営業活動、アイデアを生み出すための情報収集など、エンジニア時代には経験しなかった幅広い仕事に携わっていました。

    経験したことのない部署に飛び込んだ際に、「長い仕事人生で本当に取り組みたい仕事のテーマ」をノートに書き出したことがあるそうです。それは、スキルや知識の習得よりも大切なのが、前述した「何があっても逃げないと思えるテーマを選ぶ」ということだと話します。

    実際に書いてみると、約1カ月をかけて、何があっても逃げないテーマは何かを考えに考えた結果、行き着いたのが、メーカーとはあまり似つかない内容だったそうです。

    株式会社リクルートキャリア 古賀 敏幹さん

    学生時代に成績の良かった人が、会社でも成績を上げる働き方に終始してしまうと、やりたいことや社会に対する価値よりも、社内評価を上げることが第一になってしまう。それが行き過ぎてしまうと、他人からは輝きを失っている人に見えてしまうこともあります。「何があっても逃げないテーマ」を選ぶことで、社内評価に固執しなくなるのではないでしょうか。