学校教員・教育関連講師の経験談苦労

この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?

  • Yuki Miyake
    経験者Yuki Miyake
    経験: 10年

    チーム作り

    クラブ活動やサービス残業の多さなど、メディアが伝える「教師の大変さ」は多くの方が見聞きしていることだと思います。


    しかし、そうした中で報道されていないなと感じるのは、「チーム・教師」の在り方です。


    教師はその勤務体系上、授業やクラスを一人で担うことが多く、常に、ある教室「内」集団のトップとしての役割を担います。そして、教室「外」に出ても、そのマインドを持ち続ける傾向が非常に高いと思います。


    ゆえに、協力したり相談や弱みを言い合えた...

    りという、相互補完のチームが出来にくい状態です(いわゆる「船頭多くして船山に上る」状態です)。 その状態だと、教師間は「責任」で繋がってしまい、しまいには「誰々が悪い」という雰囲気になります。 逆に、チームとして上手く機能している学年団やクラブ顧問、教科は「情報開示」や「相談」、そして何よりも「笑顔」が多いなと感じます。 そうしたチームに所属していると、仕事を「量」から「質」として捉えることが出来るようになっていたなと思い返すことが出来ます。