経験者Yuki Miyake
経験: 10年
「待つ」ことが出来るファシリテーター
何かの成長や達成には、必ず時間がかかります。
日々の授業や取り組みの中では、持っている知識や見据えているゴールは教師サイドの方が大きくはっきりとしているが故に、進捗度合いによっては生徒たちが自分の思い通りに行っていないと勘違いしやすいです。
例えば、英語のスピーチ原稿を作成している際には、ふざけているように見える生徒、一文字もペンが進まない生徒など、大人からしたら「今日は〇〇まで進めないと、時間的に間に合わないだろう…」と心配になり...
ます。 その結果、注意したり補習したりという「介入行動」を取ってしまいます。 (そして、生徒はやる気を失ったり不貞腐れたり…) 我々大人にも経験があると思いますが、成長は階段式に上昇していくものだと考えています。ですので、「待つ」ことができる、「待つ」ことに意味を感じられる能力は必要であると思います。