キャリアカウンセラーの経験談この職業のプロになるには

同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?

  • もりかわ ごう
    現職者もりかわ ごう
    経験: 7年
    株式会社UZUZ

    全てを信用しない

    語弊がある見出しですが、転職希望者のレイヤーによっても変わりますが20代のような比較的ロースキルの層になってくると、平気で音信不通になったり選考をバックレたりします。もちろん全員がそうではないのですが、彼らの言葉を全て信用するのは危険です。


    第一志望と言ってたけど、翌日には志望度最下位になっているなんてことも

    よくあります。求職者が悪いと言いたい訳ではなく、そのくらい若い人は周りの影響を簡単に受けるのでその時々によって変わっていきます...


  • 筒井 智子
    経験者筒井 智子
    経験: 7年
    株式会社ユーザベース

    面談中は自分が女優だと思いなさい

    まだ駆け出しのキャリアカウンセラー(リクルートエージェントでは「キャリアアドバイザー」と呼ばれていた)だった頃、同じチームの大先輩から言われたひと言。



    当時26歳で1社経験だったこともあり、求職者の語る転職理由に共感できないことがたびたびあり、つい「そんな理由で転職したいなんて……」と言ったとき、ピシャリと「面談だけで求職者のことを全て分かったつもりにならないように」と言われた。



    どんなに共感しにくい転職理由であっても、それがそ...

    の求職者の本音だという手応えがあるならOK。逆に、何となく表面的なことしか聞けていないなと思ったら、とことん聞くこと。本音を引き出せないのは、あなたの面談が未熟なだけ。求職者のせいなんかじゃ決してない、と。 「でも、うまく共感していることを伝えられない」と言う私に、先輩は「面談ブースに入った瞬間から、女優になりなさい。相手に共感する『役』を演じるのよ」と教えてくれた。その日から、面談中の立ち振舞いが180度変わった感覚があり、結果もどんどん出るように。 この教えは、キャリアカウンセラーの仕事から離れた今でも、相手の話を聞く時に非常に役に立っている。