ITコンサルタントの経験談苦労

会社は最終的には人で成り立っています。人、人心をどのように統合してゆくかは本当に大変です。シニアマネジメントは言う事を聞いてくれても、現場のマネージャーにそっぽを向かれることも

良くあります。統合のメリットをじっくり伝え、とことん話し合い、理解しあいながら進める必要があります。

単なる飲みにケーションはだけではなく、ビジネスに即した説得、共感が無ければ真の統合には辿り着きません。どのようにすれば買収側の戦略やコンセプトを理解してもらえる...

のか、寝ずに考えることも多かったと思います。 ビジネス面だけではなく、人間として共感しあうにはどうしたら良いのか、という点も深く考えさせられるポジションであると感じました。

我々は一社のDXではなく、お客様の業界全体のDXに向き合っているため、常に高い視座を持ち、お客様が悩んでいること・やった方が良いことが何かを考え続けてなければなりません。

ある企業のDXは実現できても、それが業界全体を引っ張ることにつながるのか？

一方で、業界全体の話は、お客様の今の課題とリンクするのか？

（分かりやすく言うと、業界全体の話だと課題設定が大きくなるので、一企業では興味がないとか、やり切ることができないこともしばしば）...

常に、クライアントと業界全体、ビジネスとテクノロジー、の観点で、 足元と未来を思考し、行動することが必要になってきます。 これは結構難しい。 でもやりがいはとても大きいです。