クライアントの「人生」に影響を与えられる
クライアントをはじめ、関与する人達から「ありがとう」と言ってもらえた時です。
以前のクライアントと、プロジェクトが終わって数年後にお会いした時に「自分の職業人生を振り返ってみると、大塚さんたちと仕事をしていた時が一番楽しかった」と言って頂いた事がありました。
また、昇進を前にしたクライアントから「大塚さんが一緒に頑張ってくれるから、この大役を引き受けてみようと思った」といったありがたいお言葉も頂いた事もありました。
異動を前にした...
仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?
クライアントをはじめ、関与する人達から「ありがとう」と言ってもらえた時です。
以前のクライアントと、プロジェクトが終わって数年後にお会いした時に「自分の職業人生を振り返ってみると、大塚さんたちと仕事をしていた時が一番楽しかった」と言って頂いた事がありました。
また、昇進を前にしたクライアントから「大塚さんが一緒に頑張ってくれるから、この大役を引き受けてみようと思った」といったありがたいお言葉も頂いた事もありました。
異動を前にした...
コンサルタントはつまるところ「接客業」だと思っています。
仕事を振ってくるマネージャー
プレゼンで説得すべきクライアントの要人
強烈な成長を望む後輩コンサルタント
その誰もが、あなたの接客業としてのクライアントであり、あなたがファンにすべき「お客様」です。
仕事を受けてから1時間後、プレゼンを始めて1時間後、相手は自分のファンになっているか?そのレベルのスピードとクオリティを追求し続けると、ファームの看板を超えた、個人としての「ブ...
経営コンサルタントの仕事は、会社とその従業員の運命を変えてしまいます。
なにも変わらななら、経営コンサルタントにコンサルティングを頼む意義はない、とも言えます。
経営コンサルタントは平時は役立たずで、ピンチのときやチャンスのときなどの変化が求められるときに助っ人として呼ばれます。
そして、その変化の方向性にはさまざまな選択肢(コンサルタントはよく戦略オプションという言葉を使う)があり、どれを選ぶか次第で命運が変わってしまいます。
すな...
クライアントの思考が、「自分たちのため」から「お客さまのため」へと変化した瞬間です。
競争戦略やオペレーションエクセレンスは競合に勝ち、業績を向上させる観点で非常に意味があると思います。
一方で、お客さまには不便な点を我慢させてでも業績向上のために採られている施策が多いことに覚えはないでしょうか。
クライアントの中に、押しつけ施策がお客さまにとっても幸せなのである、と本気で言っている人がいた時は本当に驚きました。
お客さまは冷...
クライアントはコンサルタントに発注しているとはいえ、クライアント社内ではプロジェクトへの温度感がばらばらの場合がほとんどです。新しいことをやるなんて面倒くさい、情報だけ得て提言は受け流せばよい、そもそもコンサルタントがいけ好かない・・・。明確に言葉にはされなくとも、クライアント社内にこのような雰囲気があるのは普通のことです。
そのようなとき、誰か一人でも「目の色を変える」ことができれば、変革が達成される確率は大幅に上がります。その最初...
非常に月並みな答えではありますが、やはりコンサルタント冥利につきることはこれだと思います。我々はクライアントの課題を解決するために存在いるが、一方で、ずっと我々が支援している状態も望ましくはない。様々な問いに対して支援を続け、会社対会社で長期的なお付き合いをしていくことは、望ましいとは思うが、1つのプロジェクトで設定された問いについては、解決していく必要がある。
それの最もわかりやすい指標として、彼らが自信をもって行動できる=意思決定...
あらゆる知識とロジックを使って、自分の考えたストーリーによって、企業経営者が動き、世の中が動いた時です。
一方で、どんなに苦労しても経営者は動かず、経営も動かない時は、フィーをもらいながらも何のバリューも出せなかったということになります。
コンサルタントの世界では「わかってくれないクライアントが悪い」という言葉は存在しないので、考えられる全てのアプローチによってクライアントを動かし、動かせた時だけが楽しいものです。
仲間とのディスカッションを通じて新しいアイデアが見つかった瞬間や、クライアントが我々の提言に納得し行動に移して下さったときに仕事の楽しさと喜びを強く感じています。しかし一方で、これらは経営コンサルタントだからこそ得られる特別な喜びではなく、他の多くの職業でも同様に得られるものと考えています。
私が経営コンサルタント特有の喜びだと感じるのは、「解くべきビジネス上の課題を能動的に定義し、それらに正面から向き合えること」です。私は大学院に進...
これはコンサルタントのフェーズによって異なるはずです、1年目のときの自分と今(5年目)では、最も楽しいと感じる瞬間が異なります。
多くのコンサルタントは、経営者と戦略を議論し、実行に移し成果が上がるとエキサイティングだと考えて入社していると思います。
しかし、戦略を描き実行するのには時間がかかります、わたしが関わった中長期戦略では7年後の姿を考えました。当然成果はまだ評価できません。
そうなるとテニュアの浅いわたしにとって、楽しいと感...
コンサルは”思考すること”で成果を出す仕事なので、巷でも言われているように「構造的に情報を整理して、自分なりの仮説を出す」力は業務遂行上、非常に重要です。
なので、もとから考えることが大好きな人たちが集まるのですが、私自身は情報を集めて物事に対していろんな角度から光を当てることで、事の真相が徐々に明らかになっていくプロセスが非常に好きでした。
それはまるで推理小説で、全ての伏線が回収されて犯人特定へと導かれるようであり、自分が築き上...
クライアント企業や事業が、プロジェクトの取り組みの結果、実際に変化し、動いた時です。
組織変革や全社改革、全社システム導入など、自分が関わったテーマは規模と影響の大きいものが多かったです。
とはいえ、入社して1-2年目の新米ですと、実際の作業はExcel、PowerPointでの資料作成や、細かい集計・検証など、「手を動かす」系が多かったりします。
勿論一つ一つの作業が大切なのですが、時にはプロジェクトの目指す高みに到達するためにこの...
自分のイメージ通りのことが現実化(リリース、提携、実績、成果)する瞬間。勝手なお節介が世の中を明るくする。そんな思いで毎日取り組んでいます。
代表世話人で登録商標を取りにいくくらいこの名前に惚れ込んで仕事をしています。
知らない誰かにわかって欲しいと思って仕事をしたこともありませんね。
信頼おける人から信頼できる人を紹介いただける毎日。自分のことを大きく見せる必要も全くなし、等身大で毎日目の前にいる経営者と向き合うだけで笑顔が広が...
「一期一会の案件」
私たちが取り扱う案件は毎回異なります。
同じテーマであっても、クライアントによって環境や課題が異なるので、他の案件の焼き直しは利きません。
「毎回異なるメンバーとのコラボワーク」
その時々のテーマによって最適な専門家がチームに参画し、提案の段階から一緒に取り組みます。経営コンサルタントの中での専門家同士だけではなく、最近はとくに、デジタルやクリエイティブと経営コンサルティングといった異色のプロ同士のかけ算で取り組み...
クライアントが想定していなかった真因が見えた感じがして、クライアントが喜んでくださっている時
転職して初めてメンターの先輩とディナーをしたとき、「この仕事を長く続けられる人には二種類いる。一つは、お客さんのことが大好きな人。もう一つは、知的な喜びを満たすことが大好きな人。君はどっちだろうね」と言われました。
その時はわからなかったのですが、のちに自分は圧倒的に後者だと自覚するようになりました(もちろんお客さんのことも好きなのですが)。
新たな構造で業界を捉えられることが見えた時、勝ち筋の戦略が見えた時、思いもかけない分析結果...
最も「嬉しい」と感じるのは、月並みですが、やはりクライアント企業の進化や変革に少しでも貢献できた、と実感した時です。
…が、最も「楽しい」と感じるのは、実はその一歩前の段階、つまり自分のプレゼンテーションをクライアントの皆様に聞いていただいている瞬間かもしれません(最も緊張する瞬間でもありますが)。
クライアント企業の抱える課題や解決策に関して述べている時に、うんうんと深く頷きながら聞いていただいていたり、プレゼン内容に強い関心を持っ...
世の中の負を解決できた、もしくは新しい体験を通じて、世の中を少しでも良くしたと実感できた時です。
私はデザインを強みとする経営コンサルタントとして業界を横断して、2030年などの未来ビジョンや、戦略を策定すること、顧客体験を刷新することを専門にしています。たとえば高齢者を対象としたTVを使ったお買い物サービスをローンチした時に、お買い物難民として苦しまれている方を少しでも楽に出来たかもしれないと感じたこと、例えば、ある小売店舗のコンセ...
Kearneyでは、"Tangible Result"という言葉が掲げられ、目に見える成果に拘ろうというカルチャーがありますが、やはり自身が関わったプロジェクトのアウトプットが目に見える形で成果となった瞬間は楽しく、嬉しいものです。また、さらにその成果に満足してもらえたクライアントの皆さんに「またお願いします」と言って頂ける瞬間は格別です。
例えば、1年目に担当したあるメーカーの海外進出プロジェクトでは、上司と共にまとめたコンセプトを...
“Bio is the new Digital”、2016年にマサチューセッツ工科大学メディア・ラボ創設者であるNicholas Negroponteが宣言したときの言葉です。バイオテクノロジーは、化石燃料由来のあらゆる素材を代替し、デジタル技術同様、様々な分野をつなぐ次世代の基盤技術に発展する可能性があります。バイオテクノロジーは、デジタルの次の革新的技術として産業界・学術界から注目されています。
CRISPR-Cas9のような簡易...
自分のアウトプットが、クライアントに深い共感や発見などプラスの影響を与えることができた瞬間がもちろん嬉しいのですが、振り返ると、その瞬間は「自分が成長したと感じる瞬間」とほぼ一致していたと思います。
経営コンサルタントは常に成長することが求められるため、チャレンジし続ける必要があります。
リサーチに始まり、インタビューからの示唆出し(英語のときはさらに焦る…)、莫大なデータを用いたデータ分析、経営者へのプレゼンテーション。
「クライ...
クライアントから、あなたのおかげでその案件を成功に導くことができたという言葉をいただくこと。また、実際にそのお客様が案件をきっかけに昇進され、さらに活躍の場を広げていく姿を見ると自分も誇りに思います。
私は主にM&Aのアドバイザリーファームで、買収後の経営統合(PMI)を支援するコンサルタントをしていました。
M&Aには買い手側にも、売り手側にも意思や思いがあります。
双方の経営者にとって、大きな決断です。従業員の人生にも大きな影...
クライアントに感謝されることや、自分が関わった案件がニュースになることも多くそれも楽しかったですが、若かった私にとっては、やはり毎回テーマが異なることが最も楽しく感じた点です。
数ヶ月ごとに新しい案件に接し、業界や経営課題も毎回違う中で、深く理解しないと正しい課題整理・解決策の提示もできない。インタビューを何本もこなすなど、短期間での把握のための負荷はかかりますが、海外のオフィスや日本のオフィスに専門家もいて、資料も豊富にそろう。これ...
少数精鋭のチームの、ひとつの提案で、大企業であるクライアントが大きな意思決定を行う。そんな巨人の踏み出す一歩は社会に大きな影響を与えることになります。
ある海外戦略のプロジェクトで、自分たちが提案した内容に沿って、海外投資を行ったことがニュースになったこともありました。
研究開発戦略のプロジェクトで、今後獲得すべき技術に関する提案をしたところ、その第一歩と思われる成果物がリリースされたことも、中期経営計画の策定を支援した結果、その指針...
「企業がその歴史の中で一度しか経験しないような重大局面」に立ち会い、経営トップらとともに解決に向け仕事ができること、そのスケールや責任の重さを感じる瞬間。また、企業経営を通じて社会のあり方を変えることに関与できる瞬間。
クライアントの期待を超えた提案・価値を提供することが出来、心から共感や感嘆の表情・発言を引き出すことが出来た時。
コンサルタントとして、クライアントのスタッフだけでは進まなかった問題点の改善・気付かなかった課題の発見を提供するのは必要不可欠だが、こちらの提案に対して目に見えて反応を示してくださっている際にこの仕事の面白みを感じる。
「なるほど」と思ってもらい、提案内容を実際のプロジェクトとして動かすことが出来れば、これ以上に嬉しいこと...
「クライアントとの関係性の中に楽しさを見出す」「プロジェクトのテーマの中に楽しさを見出す」と大きく分けると2つの回答の方向性が考えられますが、私は後者の中でも特に、今まで理解の解像度が粗かった事象について、重要な事実を通じて解像度が高くなっていく瞬間や、それにより洞察を得た瞬間を楽しいと感じています。
とある消費財関連企業の事業再生を担当していた際のことです。
当該企業は、主戦場としていた事業領域において、品質面では良い製品を持ってい...
プロジェクトを進めながらBCGが価値を出していく中で
色んなことが大きく変わっていくのですが、その中でも
私が個人的に楽しみを感じる瞬間は、ヒトの変化です。
・クライアントのメンバーの中で、当初ネガティブだった方が
BCGと協働するうちに、最大のサポーター・推進者になる瞬間
・BCGのチームメンバー(特に、新卒や中途採用で入社したばかりの
メンバー)が、一緒に仕事を進めていく中で"お、なんか最近
自信持って積極的になってきたな!...
この仕事を始めて既に10年以上になりますが、今なお続いている感覚です。
コンサルティングのプロジェクトは、よく「業界」×「テーマ」で定義されます。
ジュニアコンサルタントの場合、プロジェクトにアサインされると、まずはクライアントの業界、プロジェクトのテーマについて、短期間で徹底的に学び、価値をつくり出す前提となる基礎知識を身につけます。そして、プロジェクト期間中は、その業界×テーマにどっぷり浸かって濃密な時間を過ごし、プロジェクトが終...
仕事の中で、人から感謝の言葉を頂戴する機会は多々あるかと思います。ただし、相手が感極まる程に圧倒的に感謝される機会というのは、そうそう訪れるものではないのではないでしょうか。
私も6年弱コンサルティングに携わりましたが、上記のような経験は数えるほどしかありません。ただ、それらの機会は自分の人生が終わるときに思い出せると自信を持って言えるほど強く心に刻まれています。
その中の一つの事例が、既存ビジネスの成長限界が見つつある中で、新規ビ...
自分にない新しい視点、知識、価値観を持つ様々な立場の人間と共創・協業するのが当たり前になり、そこでの発見が自分の経験値として蓄積される道のりが楽しいと感じます。様々な国で、多様性のあるチームと共に、多くのクライアントのためお仕事をした長く濃い月日が、コンプレックスは抱えながらもユニークで普遍的な自分の価値観につながっているのだと思います。
楽しいと感じる“瞬間”は世界の主要都市を歩くときです。海外出張が多かったので、立ち並ぶオフィスビル...