数字に意志を込め、細部にまでこだわることがプロの仕事
「神は細部に宿る」という言葉と、「数字に意志を込める」という言葉です。
経営企画という仕事は、とにかくExcelと向き合う、ザ・スタッフ職です。目立たないですし、数値を扱うのでミスは許されないですし、ミスした時には経営判断にも影響するため非常に緊張感の高い仕事です。売上を生み出さないコストセンターにも関わらず、ミスができない仕事で、売上の根幹を担う仕事でもあるため、いかに効率よく丁寧に仕事をするか、が求められます。その中で「神は細部に宿...
る」という言葉は、私の中で印象に残る言葉で、例えばExcelを人に送付するときに、相手が開いた時にちゃんと全体が見えるように、必ずカーソルを左上に置いた状態で保存して送る、みたいな細かい気遣いから、数値設計をかなり細かいKPIにまで因数分解して何パターンも分けてつくる、ということまで、プロとしてのマインドセットをこの言葉を通して鍛えてもらったなと思っています。 また同様に「数字に意志を込める」もとても含蓄のある言葉で、結局ただの作業屋さんになるな、数値にちゃんと経営の意志を込めて実現できるような形にしていくことが経営企画なんだ、という教えは起業した今でも、非常に痛感する言葉です。