M&Aアドバイザーの経験談やりがい

仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

  • 坂本 匠
    現職者坂本 匠
    経験: 4年
    Growthix Capital株式会社

    お客様から「ありがとう」と言われたとき。

    ベタですが、やりがいを感じるのはお客様に「ありがとう」と言われた時です。



    M&Aのフローは、初回面談からクロージングまで平均で半年から1年間ほどかかかります。


    その間、売主様と幾度も面談を重ねクロージングまでお手伝いをさせて頂く中で、会社の話から、若かった時の苦労話、家族、プライベートの話に至るまで、様々な会話をさせて頂きます。



    気づけば心の底から、悔いなく、全て納得された形で譲渡できるようお手伝いをさせて頂きたい、自分の持っ...

    ている力の全てを注ぎたいと思うようになっています。 M&A業務は寝る暇もないほど忙しく、胃が痛くなるような思いをすることもありますが、無事に成約日を迎えお客様から「ありがとう」と言われたときは、この仕事をしていて良かったと心の底から思えました。 会社の譲渡という、人生の集大成をお手伝いでき「ありがとう」と言っていただけるこの仕事は、最高のやりがいを感じられます。


  • Hoshi Naoto
    経験者Hoshi Naoto
    経験: 12年
    ユニファ株式会社

    M&Aは企業の運命を大きく左右する「総合格闘技」であり、成長を強く実感できる点

    私自身は自分が関与した案件が、日経新聞等の1面に載ることに大きなやりがいを感じるタイプではなく、①案件の成否や案件規模の大小に関わらず、クライアントから高い評価を受けた時、②自己成長を強く実感できた時に、楽しみを感じておりました。


    JobPicksの趣旨に鑑み、②をより要素分解する形で、以下でご説明できればと思います。


    M&Aは、ゴールドマン・サックスのM&Aグループの元責任者であり、現在では大学教授をされている服部暢達さんもその著...

    書で触れられていた記憶がありますが、「ビジネスの総合格闘技」であり、案件を通じて、幅広いハードスキルとソフトスキルを濃密に学ぶことが可能です。 ハードスキルとしては、専門分野であるコーポレートファイナンスはもちろんですが、それ以外の分野(例:ビジネス・法務・会計・税務・IR・PR等)に関しても、広範かつ実務的な知識を習得できると思います。 ソフトスキルとしても、リーダーシップ・プロジェクトマネジメントスキル・プレゼンテーションスキル・交渉スキル・海外メンバーを含むコミュケーションスキル等を磨くことが出来るのも大きな魅力です。 裏を返せば、クライアントからの期待値が非常に高いことと同義とも言えますが、M&Aという「総合格闘技」を通じて、ビジネスパーソンとしての筋力をつけることが出来ることは、この職業の醍醐味の一つです。