M&Aアドバイザーの経験談この職業のプロになるには

同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?

  • Hoshi Naoto
    経験者Hoshi Naoto
    経験: 12年
    ユニファ株式会社

    『プロフェッショナルとしての意識と矜持』と『Integrity』を持つこと

    大きく2つあり、1つ目はプロフェッショナルとしての強い矜持を持つこと、2つ目は高いIntegirtyを持つことです。


    この2点は、自分自身のキャリア形成・職業観における基礎となっており、前職のMorgan Stanleyに心から感謝しております。


    ①プロフェッショナルとしての意識と矜持


    これは新卒入社してすぐに上司から伝えられた内容となります。


    クライアント企業は、社運を賭けた一大プロジェクトを成功させたいという強いコミットメン...

    トがあるからこそ、高額な報酬を支払いファイナンシャル・アドバイザーを起用しています。 その観点からは、例えば、自分が新卒入社したばかりであるとか、実務経験が短い等は全て言い訳でしかなく、Day.1から報酬に見合う付加価値を提供できるかだけが、プロフェッショナルとして重要であるという教えでした。 常に対価に見合う・上回る付加価値を提供し続けることが、プロフェッショナルであるという矜持と意識を持つことは、どの職業をする上でも非常に重要だと考えています。 ②高いIntegirty(誠実さ)を持つこと Morgan StanleyのCore Valueの1つ目が、「Do the right thing / Act with Integrity」でした。 この点は、金融業界というモノが存在しない事業の特性、及び、成功報酬型という報酬体系が影響があるとは思いますが、ビジネスパーソンとして重要な考えであると同時に、一人の人間としても重要な価値観であると考えております。