「出来た!」って叫ぶ瞬間
デザイン製作の終盤に、最後の1ピースがカチッとハマったような感覚を味わうことがあります。同業者の人にはわかると思うのですが、その瞬間は幸福感と充実感と自己肯定感に包まれて、長いときには1時間くらい完成作を眺めていたりします。難しいパズルを解いたときの感覚と、美しいものを鑑賞しているときの感覚が合わさった最高の瞬間です。ゲームのエンディングロールを見ているときの感覚に少し近いかもしれません。
最も楽しい瞬間のあとには、チームメンバーに完...
仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?
デザイン製作の終盤に、最後の1ピースがカチッとハマったような感覚を味わうことがあります。同業者の人にはわかると思うのですが、その瞬間は幸福感と充実感と自己肯定感に包まれて、長いときには1時間くらい完成作を眺めていたりします。難しいパズルを解いたときの感覚と、美しいものを鑑賞しているときの感覚が合わさった最高の瞬間です。ゲームのエンディングロールを見ているときの感覚に少し近いかもしれません。
最も楽しい瞬間のあとには、チームメンバーに完...
グラフィックデザイナーは、情報の演出家であり翻訳家です。
活字のままでは、興味がひかれなかったり、理解が難しかったりすることを、グラフィックにすることで、感情を揺さぶったり、わかりやすくすることができます。
グラフィックデザインの役目は主に2つ。
・「認知」のためのデザイン
見た目の印象を作る表現。色やカタチなどを装飾することで、人間の感情を揺さぶる
・「理解」のためのデザイン
読みやすさ、わかりやすさの表現。情報を整理し、図解...
厳密に言うと、僕は自分を「グラフィックデザイナー」とは定義していません。
「インフォグラフィックエディター」もしくは「コンテンツクリエイター」と定義しています。
インフォグラフィックとは、「インフォメーション」と「グラフィック」を組み合わせた造語で、情報を理解・伝達するためのグラフィック表現のことです。
それに対し、一般的なグラフィックデザインの範囲は広く、たとえば、名刺から、ウェブ記事のバナー、ブランドロゴ、本の装丁、図表など多...
【デザインの力で価値を上乗せできること】
例えばお店でものを買った時に、綺麗な包装紙に包まれるとそのもの自体をより魅力的に感じることがあると思います。
NewsPicksでいえば記事そのものの価値を、バナーデザインで目を引いたり記事の雰囲気を伝えたり、図版デザインでわかりやすく伝えることで、高めることができるところが面白いなと思っています。
【チームやクライアント、読者の方からのポジティブな反応をもらった時】
相手や記事のことを一生懸...
全く人と関わらずに仕事が進むことはないけど、作業自体は一人で進めていく時間が長いので、一つのことに集中していられる時間が楽しい。その瞬間は一人だけど同じように孤独でいながら自分のようにひとり戦う人たちがいることを思い出すと無理難題や厳しい条件での仕事も頑張って乗り越えようという気持ちになる。
エディトリアルデザイナーとして雑誌や紙媒体からキャリアを始めて、現在はwebメディアで動画などにも関わるようになりました。
メディアは何であれ、コンテンツに関わるデザインの醍醐味は、どうしたら読者の理解が深まるか、おもしろく読んで(見て)もらえるかを考えて形にすることではないかと思っています。
向こうから走ってくるコンテンツを受けて、それをより遠くに、より難度の高い技で飛ばすためのロイター板のような役割なのかなと。記者・編集者と一緒...
想像通りのもの・想像以上のものを自分の手で作ることができるのは勿論面白いです。そして、デザインすることは問題を解決する手段でもあるので、かっこいいから人の興味を惹く、わかりにくいものをわかりやすく整える、少しデザインを変えたら売上が上がる…など、デザインによってもたらされる色々な変化を感じられるのも面白みのひとつだと思います。