グラフィックデザイナーの経験談未経験者へのおすすめ本

転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。

  • 斉藤 我空
    現職者斉藤 我空
    経験: 5年
    株式会社ニューズピックス

    『ウォールストリート・ジャーナル式図解表現のルール』ドナ・M・ウォン

    データを可視化して相手に複雑な情報をわかり易く伝える技術が詰まっており、体系的に図解表現の技術を進化させてくれるのでおすすめ。似た系統の本が数多く存在するが、この1冊で初心者の方が学びたいことはほぼほぼ網羅することができる。グラフは作り手によって大きく印象を歪めてしまうことができてしまうので正しい情報を正確に伝えるために必要不可欠な本です。


  • 九喜 洋介
    現職者九喜 洋介
    経験: 7年
    株式会社ニューズピックス

    『Paul Rand: A Designer's Art / ポール・ランド デザイナーの芸術』ポール・ランド

    IBMのロゴを作ったことで知られる、20世紀を代表するグラフィックデザイナー、ポール・ランドの仕事がまとめられた一冊。


    グラフィックデザインの本質は視覚的関係性である。

    無関係なニーズやアイデア、言葉、絵のかたまりに意味を与えるのだ。


    素材を選び、組み合わせるーーそして面白くするーーのが

    デザイナーの仕事だ

    (ジョン・カウウェンホーブン)


    ポール・ランドの仕事はどれもシンプル。ほとんどが、ワンメッセージとワンビジュアルだけ...

    で成立しています。 しかし、どれも独創的で、今まで見たことがない印象を受けます。 あるメッセージを伝えるために、何を選び、どう配置するか? たったそれだけのことで違いを生み出すこと。 同じ要素を自分が与えられたらどうするかを考えながら読むことで、いろんな発見がある一冊。