CxO(その他)の経験談苦労

この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?

  • 西 優美子
    現職者西 優美子
    経験: 4年
    バンダイナムコネクサス

    寝ても覚めても会社と人のことに思いを巡らせている

    たとえば、しんどい状況にいる社員に対して鎮痛剤的な助けを出せないとき。

    ――痛みの先にだいたい大きな成長を期待できるのですが、もがき耐えている最中は見ていて辛いですね。


    それ以外でいうと、役員の仕事がしんどいのは、きっと先人たちは当たり前と仰るでしょう。不断のエネルギーの要る役割です。この設問に「いつも」と答えられないと失格なのかもしれません。悲観的なものでもなくて、自分の一部になっているということです。


    私たちは会社や人に伸びしろ...

    を感じるからこそ不足感に突き動かされています。どうやって次の殻を打ち破れるだろうか。どうやって世の中に喜びを届けようか。――オフィスの中であろうと外に居ようとどんどん答えを見つけていかないといけません。 夜中に目が覚めて前日の悩みのヒントが浮かぶこともあります。すぐメモできるように枕元にメモ帳を置いている方も多いのではないでしょうか。


  • 曽根 秀晶
    現職者曽根 秀晶
    経験: 9年
    ランサーズ株式会社

    経営と向き合う中で、一生消えない業≒カルマを背負うこともあります。ほとんど組織や人関連ですね。


    辛い意思決定であればあるほど、時に弱い自分が出てきて逃げようとする。逃げるのは楽だけど、結局逃げても後で因果がまわってくるだけで、向き合うしかない。向き合うんだったらとことん真摯に向き合って、その先に成し遂げたいものや世界を想像して、自分の意思決定が正しかったかどうかではなく、その意思決定を正しいものにするしかない。


    『進撃の巨人』の中で...

    、「悔いなき選択」というタイトルの回があってとても好きなんですが、まさにそれ。自分の意思決定が正しかったかどうかなんて、究極最後はわからない。だったら、その意思決定を悔いなきものにするしかないし、そういう悔いなき状態で意思決定できる自分なりの「あり方」=Beingを磨くことが大事ですね。