UIデザイナー・Webデザイナーの経験談やりがい

仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

  • 佐藤 匠生
    現職者佐藤 匠生
    経験: 11年
    パーソルキャリア株式会社

    戦略フェーズからチームで駆け抜ける

    弊社のデザイナーは、サービスの戦略フェーズからアサインされることが多いのですが、別職種のメンバーとサービスについて、ああでもないこうでもないと議論している時間、要件が固まって少しずつサービスの方向性が見えてくる過程、成功したときのビジョンがチーム内でぼんやりと想像できたときは楽しいと感じます。


    チーム全員で同じゴールに向かって走っていると、チーム内の熱量も高まり、ユーザーテストがうまくいかなくて苦しい時も辛いと感じることなく、みんなで...

    乗り越えることができます。 もちろん、1人のデザイナーとして抽象的な概念をうまくデザインに落とし込めたときは、チームで仕事をするときとはまた違った楽しさを感じます。


  • 新垣 圭悟
    現職者新垣 圭悟
    経験: 6年
    株式会社アトラエ

    画面を通じて、意図した価値を生み出した瞬間、それ以上の価値が生まれる瞬間

    UI(User Interface)はそれだけでは効果を発揮しません。


    ●サービスを通じてどんなビジョンを達成したいのか

    ●生み出したい体験(UX)をもとにどのようなデータを表示することが良いか

    ●表示するデータを意図した体験に落とし込むためにはどのような画面である必要があるか

    ●その画面が想定どおりの挙動で実装されているかどうか


    画面そのものだけではない変数が多分にある職種だと思います。そのため、画面を通じて意図した価値を生み出せ...

    た瞬間は 「自分が設計した画面を通じて、チームで生み出したい価値を顧客に対して伝えられている」 瞬間だと思っているので非常にやりがいを感じます。加えて、サービスを使うユーザーに同時多発的に価値を届けられるので、営業などの職種と比較すると与える影響の広さという観点ではより価値を多くの人に届けられる職種だと思っています。 扱っているデータやゴールに絶対解がない領域ほどUIを設計することは難しくなるため、上記の難易度も上がってきます。 ■ 実体験から感じること 実際に僕が今携わっている ・wevoxというエンゲージメント解析サービス ・wevox values cardという価値観の相互理解を促すサービス は扱っている領域がエンゲージメントという技術的課題ではなく、絶対解を持たない適応課題を解決するサービスのためUIデザイナーとしては非常に難しいである一方、その適応課題をUIを通じて解決できたときは嬉しいし楽しいです。 wevoxはただのサーベイではなく、データを通じて組織やチームに共通認識を生み出して対話を生み出すコトが目的のサービスです。 そのためただ、データを表示するようなUIにしてしまうと解釈が難しくなり、対話が生まれにくくになってしまいます。だからこそ、数字ベースの事実を伝えながらも意味づけをするような体験を生み出す情報を載せるコトで対話を生み出すきっかけにしております。