ゲームクリエイターの経験談やりがい

仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

  • 平山 尚
    現職者平山 尚
    経験: 7年
    株式会社カヤック

    家族に遊んでもらえた時

    以前スマホ向けのゲームの開発に参加した時のこと。


    発売してみると、妻と当時7歳の娘も遊んでくれていた。

    過去に家庭用ゲーム機向けの製品を出した時には、

    身内で遊んでくれた人はいなかったので、

    まず身内が遊んでくれるということが新鮮だった。

    「基本無料のスマホ向けゲーム」

    というものがいかに間口の広いものなのかを、

    その時に初めて実感した気がする。


    そして、家族からは「ここがこうだったらいいのに」

    といった改善要求が次から次へと出てく...

    る。 夕方に一時帰宅した時に言われたことを、 夜に会社に戻って改善し、 次のアプリ更新に反映させたこともある。 「良くなった!」と喜ばれたりすると、もうたまらない。 こんな体験はそうそうできない。 今携わっているゲームも無料のスマホ向けゲームで、 しかもより手軽にできる内容なので、 当時4歳の息子も遊んでくれていた。 「4歳でもできる内容になっているな」 と確認もできるし、単純にうれしい。 遊ぶ様子を見ていると、どこで引っかかるか、 どこがわかりにくいかなどもわかるから製品作りにも役立つし、 逆に、「うちの子こういうのがわかりにくいんだな」 と子供の特徴がわかったりする。 これもたまらなく面白い。


  • 押山 萌香
    現職者押山 萌香
    経験: 17年
    株式会社バンダイナムコスタジオ

    動いた!

    プロジェクトメンバーで考えて作ったアウトプットが、画面に出て動いた! という瞬間が一番楽しいです。


    もちろん思った通りの遊びになったときや、CMや雑誌にゲームが出たとき、発売されて皆さんが楽しんでくださっているのを見たときも、マスターアップも楽しいしうれしいのですが。


    一番はやっぱり、なにもなかったところから、チームメンバーのいろんな方の手を経て、世界やキャラクターが画面に出て、動き始めた瞬間がなによりテンション上がります。

    元はた...

    った一枚のアイディア書がスタートだったりするのに。 (ここからゴールまでが長いんですけどね……)