家族に遊んでもらえた時
以前スマホ向けのゲームの開発に参加した時のこと。
発売してみると、妻と当時7歳の娘も遊んでくれていた。
過去に家庭用ゲーム機向けの製品を出した時には、
身内で遊んでくれた人はいなかったので、
まず身内が遊んでくれるということが新鮮だった。
「基本無料のスマホ向けゲーム」
というものがいかに間口の広いものなのかを、
その時に初めて実感した気がする。
そして、家族からは「ここがこうだったらいいのに」
といった改善要求が次から次へと出てく...
る。 夕方に一時帰宅した時に言われたことを、 夜に会社に戻って改善し、 次のアプリ更新に反映させたこともある。 「良くなった!」と喜ばれたりすると、もうたまらない。 こんな体験はそうそうできない。 今携わっているゲームも無料のスマホ向けゲームで、 しかもより手軽にできる内容なので、 当時4歳の息子も遊んでくれていた。 「4歳でもできる内容になっているな」 と確認もできるし、単純にうれしい。 遊ぶ様子を見ていると、どこで引っかかるか、 どこがわかりにくいかなどもわかるから製品作りにも役立つし、 逆に、「うちの子こういうのがわかりにくいんだな」 と子供の特徴がわかったりする。 これもたまらなく面白い。