ライターの経験談この職業のプロになるには

同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?

  • オバラ ミツフミ
    現職者オバラ ミツフミ
    経験: 7年
    フリーランス

    知らないことは、書いてはいけない

    「知らないことは、書いてはいけない」というものです。


    ライターは、自分が知らないことを、あたかも知っているように書いてはいけません。「知っているつもり」で書いた言葉は、読んだ人に伝わらないからです。


    ライターの仕事は「情報を整理して、正しく伝えること」です。正しく伝えるために、エモーショナルに書いてみたり、端的に書いてみたり、表現技法を創意工夫します。


    大前提である「情報を整理する」ができていなければ、「正しく伝えること」はできま...

    せん。 曖昧模糊なものを紐解く姿勢を失ったら、ライターの仕事は務まらないと感じています。


  • 今井 明子
    現職者今井 明子
    経験: 12年
    合同会社

    急ぎの仕事を引き受けろ

    編集プロダクション時代に社長から言われた言葉です。編集プロダクション勤務時代は、「ただでさえ忙しいのに、急ぎの仕事を突っ込まれるってしんどいだけなんですけど」と思っていたのですが、これが独立するとよくわかりました。

    雇われの身ではピンとこないし迷惑なだけの「急な仕事」ですが、独立している人にはわりといい話です。


    急な仕事は手離れが良く、短期間ですぐにお金が入ります。また、依頼主はほうぼうで断られて困って依頼してくるので、引き受けるとと...

    ても喜んでくれます。 といっても、今手一杯なのに無理して急ぎの仕事を引き受けても自分の首を絞めるだけなので、もちろん引き受けられる時だけ引き受けています。やむなくお断りする場合は、「この期間、この条件だったら受けられたのに残念です」と伝えて、代案を用意すると、また声をかけてくれることがありますね。