CHRO(最高人事責任者)の経験談やりがい

仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

  • 羽田 幸広
    現職者羽田 幸広
    経験: 8年
    株式会社LIFULL

    ①社員が褒められたとき。社員に褒められたとき。 ②予測した通りに事が運んだとき。

    ①社外の方から、「良い事業ですね!」「素敵な社員ばかりですね!」などと当社の事業や社員を褒められると超嬉しいです。また、社員から「この会社に入ってよかったです!」とか言われると超嬉しいです。


    ②この仕事は、企業文化づくり、組織戦略、採用、人材育成などについて、定性的な情報から長期的な方針を決める仕事が多く、経験からくる直感で予測を立てることが少なくないです。それらの案件について、予測した通りに事が運ぶととても気持ちがいいです。


  • 中里 基
    現職者中里 基
    経験: 4年
    株式会社ニューズピックス

    人と組織というセオリーがない世界だからこそ自由に思考できる、その思考プロセスそのもの。

    マネジメントが取り組む経営課題は山ほどありますが、どんな経営課題もその解法が言語化できると、良くも悪くも課題解決が再現性を持ちます。


    再現性を持つということは、同じやり方をすれば真似ができるようになり、つまりはコモディティ化して価値を失うことを意味します。


    世に言うベストプラクティスと呼ばれるものや定石と呼ばれるものは、言い換えるとマクロでそこに収斂していくものであり、模倣可能なコモディティ。知らなければ負けますが、知っても勝てるも...

    のではありません。 そんな企業活動の中で最も掴みどころがなく言語化しづらいのが、人の営みである企業文化であり組織だと感じます。つまり最もコモディティ化しにくい。 定石化できないことで、最後に残る企業の競争優位の源泉とは、人と組織に収斂していくものなのかもしれません。 その意味で、常にゼロベースで課題解決に取り組める人と組織の領域は、思考の自由度は無限。タフですがチャレンジングでとてもやりがいのある仕事です。