現職者今野 海
経験: 3年
日本ビジネスシステムズ株式会社
ストーミング(嵐)
システム的な障害が発生したとき、監視業務は嵐のように降り注ぐ。
次から次へと問題が発生していき、既存の業務に加え、障害に対する対応もしなければならない。
なお、障害発生時は普段の業務を1としたとき、5から10倍の忙しさとなる。
部署配属当初は降り注ぐアラートの嵐をただ捌いていくだけであった。
その後、ある程度経験を積むと、障害が発生しても何故起こったのか、次は何をすればよいのかが見通せるようになってきた。
障害が発生したときに、次...
の対応を想像できないととても悲惨な時間を過ごすことになる。 もし、このような場面に出くわした場合、ゴールまでを想像できなかったとしても、慌てず普段やっている次を想像して見てほしい。 発生する事象をまとめていったとき、それらの事象には必ず共通点があるはずである。 そのため、先を見通す力を身につけるまで、障害は最も悲惨な事象であった。 ちなみにこの力は、経験を積むだけでなく、クリティカル・シンキングを鍛えることによっても身につく。 経験は点であり、クリティカル・シンキングはそれらの点を結びつけるための力であるからだ。