エンジニアリングマネージャーの経験談やりがい

仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

  • Hamano Masaki
    現職者Hamano Masaki
    経験: 7年
    合同会社DMM.com

    チームが自走し、自分が不要と思えた瞬間

    私は問題を解決する力は現場にあると考えています。


    なぜならすべての価値は現場で創られており、すべての問題は現場で起こり、それを解決するために必要な鮮度の高い情報は現場にあるからです。


    ゆえに、チームが自ら課題を発見し、解決方法を見つけ、すぐに行動を起こせることが、チームのパフォーマンスを最大発揮できる状態と考えています。


    そしてマネージャーの役割は、チームが自走できる環境を整えることであり、自走できる状態になったら役割を終え、チー...

    ムを去るときだと考えています。 自走できる環境が整うまでは、課題が何か一緒に考え、解決方法を提示し、行動を起こすために指示を出し、と関わりを深く持ちますが、チームが自走を始めると徐々に関わる頻度が減ってきます。 いままで呼ばれていたMTGに呼ばれなくなり、チームがやることに口をはさむ余地がなくなり、スケジュールがスカスカになって「何のためにいるのかわからない」と感じるときが、マネージャー冥利に尽きる瞬間です。その状態に留まらないよう後任に委ね、次の役割を考えるときもワクワクします。 純粋に楽しいのは簡単なものでもコードを書いているときです。時間があっという間に過ぎます。


  • Zamami Takumi
    現職者Zamami Takumi
    経験: 6年
    合同会社DMM.com

    異なる領域のプロと一緒に働いているときです

    職種も経歴も全く異なる各領域のプロの方々とチームを組んで案件を遂行していると、チームとして出せるアウトプットも大きくなり、日々の業務を通じて得られる刺激的な学びも多く、働くことが最高に楽しく感じます。


    例えば最近ですと、

    データサイエンスに強みを持たれてる方で、分析・施策の提案から、MLのモデル開発、リリース後のユーザーに与えた影響の評価まで幅広く担当されている方と、

    サーバーサイドの開発に強みを持たれてる方で、AWSのインフラやk8...

    sのクラスタ管理から、バッチやAPIの基盤構築・アプリケーションの実装まで幅広く担当されている方とチームを組んで案件を進めていた際に感じたのですが、 異なる領域のベストプラクティスや物事の捉え方を互いに学べるのも非常に有意義だったのですが、プロの方と働くと目線を引き上げてくれるので本当に刺激的です。 例えば、 〇〇の問いに答えるべきだ!となったときに、『15分で分析結果出しますね!』と返ってきたり、 〇〇の顧客体験を実現したい!となった際に、『〇〇と〇〇の仕様さえ決まれば 2時間で開発・テスト終えて検証環境にリリースしますね!』と返ってきたり、 常にこちらの期待を超える品質・速度で答え続けてくれるので、 自分の担当領域でも相手の期待を超え続けようと自然に思え、本当に刺激的で最高に楽しいです。 今後もそういった瞬間を積み重ねていけるようにがんばります。