プロダクトマネージャー(PdM)の経験談この職業のプロになるには

同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?

  • Penpen Kanako
    現職者Penpen Kanako
    経験: 13年
    株式会社ココナラ

    ユーザーの痛みとシンクロしろ

    プロダクトマネジメント業駆け出しの頃に先輩に言われ、今でも大事にしている言葉です


    「デジタルで完結するサービスを運用して、データを日々見ていると、だんだんお客様の心の機微に疎くなる。データの向こうに生身の人間がいることを忘れてはいけない。そして、自分たちの起こす「些細に見えること」がどのくらいお客様に不便、不安、不満を与えてしまうのか?を敏感に感じ取れるようになって欲しい。

     ・サービスの寸断

     ・ちょっとした説明の入れ忘れ

     ・マス...

    ターシートの設定ミス どれも運用側には一見、些細な時間だったり、修正の工数がさほどかからない(場合によっては管理画面でちょっといじるだけの?)事象かもしれない。ただ、その裏でその事象によって、ユーザーの大事な商談が潰れたり、(ゲームなら)白熱したバトルに水を刺されてデモチすることだってある。ユーザー体験への影響は決して障害の大きさに比例するわけではない。我々のちょっとした判断がユーザーを「ちょっと不快」なんかではなく「絶望させる」ことがある。 また、ユーザーに「良かれ」と思ってとった対応が、その対応の裏で対応を受けられなかったユーザーを白けさせていることもある。 プロダクトマネジメント歴の浅い人はユーザーの「喜びそうなこと」には意識を向けられるが「痛み」と細部までシンクロできる人は少ない。運営側でありながら、圧倒的なユーザーとしての当事者意識を持って、それでも運営としての判断ができる。そんな人がコンテンツをグロースさせることができる。」 という意味が込められている1行です。


  • 東野 誠
    経験者東野 誠
    経験: 2年
    株式会社ビービット

    ”答え”を最短最速で進めることが正解ではない

    自分の経験や知識から導かれる答え(=ソリューション)を最短最速で進めることが必ずしも正解とは限らない。


    これは、「デジタルを進める際はソリューションありき、ではなく常に議論して答えに到達するということが大事なことである」という、入社直後に得た教訓。


    経営を動かすということ多くの人を巻き込む大きな力を作用させるということ。

    クライアントと共にソリューションを実現するためには、経営に伝わる言葉で伝達し、しっかりと合意形成することが大切な...

    ことです。