プロジェクトマネージャー(PM)の経験談この職業のプロになるには

同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?

  • 橋本 有司
    現職者橋本 有司
    経験: 6年
    合同会社クオリアラボ

    頑張るのではなく、「ラクをする」こと。


    プロジェクト全体を調整/管理する立場が余裕をなくしてしまうと、プロジェクトはうまく回らず、結果的に各関係者の負担が増えてしまう。そのため、できる限り自分がラクをできるようにとアドバイスを受け、それを心掛けた。


    ツールを使って自動化/フォーマット化したり、翌日にやるべきことを前日のうちに整理しておいたりと、自分のやるべきことをできる限り減らして、そして明確にしている。


    そうすることで、例えば対...

    人でのコミュニケーションや成果物のクオリティチェックなど、自動化できない、または時間をかけるべき業務に力を割けるようになり、プロジェクト全体の成果向上につながる。


  • Yasuzaka Taiki (Tony)
    現職者Yasuzaka Taiki (Tony)
    経験: 17年
    株式会社デンソー

    自分なりのプラスアルファを発揮する

    全ての業務に通じることと思いますが、顧客/上司からの指示に従うだけでなく相手の望むこと、期待を自分なりに把握、理解してそれを上回るアウトプット(プラスアルファ)を出すことが次の仕事やステップアップにつながります。


    自身の例を挙げると、北米拠点スタッフからの"顧客向けに報告書を作成してください"という曖昧な問い合わせに対して、背景、状況を理解した上で相手がほしいと思われる報告のイメージを作成して事前提案することで相手の理解をスムーズに得...

    られることを実感しました。 北米拠点赴任中はメールだけでは伝わりづらい拠点や顧客の状況、考えを自身の意見を交えて本社に説明することで拠点間のコミュニケーションレベルが深まり、業務が効率よく推進することを実感しました。