「正しさ」「分かりやすさ」「面白さ」を分けて考える
データ分析の結果を伝えるとき、「正しさ」「分かりやすさ」「面白さ」を分けて考えるように教わったことを常に意識しています。
「正しさ」「分かりやすさ」「面白さ」を全て実現することができれば非常に相手に伝わり易くていいですが、なかなか難しいのが現実です。
私もそうですが、数学が好きで論理的に考える人はどうしても物事の「正しさ」を重視しすぎる傾向にあります。例えば、分析に扱った手法からそこに至る過程の詳細を説明することで結果を正しく伝えられ...
ますが、対面するパートナーや顧客がデータ分析の知見がないと到底理解できません。 アカデミアとは異なるので、詳細を事細かに正しく伝えるのではなく、分析に関する知見がない人でも理解できるように、「わかりやすい」事例や「面白い」データからの発見などを意識してプレゼンテーションに加えることで、分析結果がわかりやすく伝わるように工夫しています。