Webマーケター・デジタルマーケターの経験談向いている人・向いていない人

この仕事に向いている人、向いていない人の資質とは何だと思いますか?

  • Masashi Kamimura
    現職者Masashi Kamimura
    経験: 15年
    株式会社マザーハウス

    Webの仕事の6分類。それぞれに求められる能力をまとめました。

    ご覧いただきありがとうございます。


    【はじめに】

    インターネットが普及し始めてから、まだ30年くらいしか経っていません。

    そのため、職種の名称と業務の中身が会社によって全く異なります。現に私も、日頃Webマーケターとは名乗りません。


    そのため「Webマーケターになりたい!」という想いよりも「どんな業務をしたいのか?」「どんなスキルを身につけたいのか?」または反対に「どんな仕事はしたくないのか?」「どんな作業は苦手なのか?」を考えてい...

    ただいた方が良いです。会社ごとに募集時の名称が違います。名前で選ぶと後悔します。 【種類】 先に申し上げた通り、とにかく種類がたくさんあります。細かく書くと超長文になるため、それぞれ主な点を記載します。目安程度にご覧ください。そのためプロの方から見ると分類がおかしい、中身が違うなどの点があるかもしれません。何卒ご容赦いただけると幸いです。 SEO領域 サービスやブランドを知らない方を対象・責任領域とすることが多いです。世間一般でニーズがある検索ワードの抽出や、そのワードで検索した時に上位表示されるためにサイト内の改善を行います。この領域が弱いと、せっかく「こういうサービスないかな?ブランドないかな?」とニーズがはっきりしている方を逃してしまうことになります。細かな数字の推移や変化を追い続けられる辛抱強さと、Webサイト内の技術的な知識が必要です。 広告領域 恐らく、サービスやブランドを知らない方を対象にしていると思われがちだと思います。間違いではありませんが、既存顧客様や、既に認知の方をコンバージョン(頻出用語ですのでご存じない方は検索をお勧めします)まで導くこともします。細かな数字の推移や変化を追い続ける力、バナーやテキストを扱うので視覚・言語の感性とブランド理解力が求められます。 SNS(アカウント運用)領域 自社メディア(オウンドメディア)の中で、最大の発信能力をもつことが多いです。発信の業務が想像されると思いますが、苦労するのはフォロワー集めだったりします。自社を背負ってグラフィックやテキストを扱うので、相当なブランド理解力と視覚・言語の感性、世間の風潮を読む力が求められます。 SNS(インフルエンサー)領域 自ブランド・サービスと相性が良く、適切な影響力をもつ方を選定して、自社サービスの認知拡大を目指します。個の発信力が高まる現代で存在感は日増しに高まっています。世の中の時流を読む力、自社を魅力的に伝えるプレゼン能力、相手(インフルエンサー)の魅力を損なわずに情報発信をしてもらう対人交渉能力が必要です。 UI領域 サイトやアプリにお越しくださったお客様が、達成したい目的や閲覧したい情報まで何のストレスもなくスムーズにたどり着けるように人の行動を予測して画面設計します。そして改良を繰り返します。デザインや技術的な知識・価値観の理解、行動学や心理学の知識が活きます。 UX/CRM領域 サイトやアプリ、広く捉えるとサービスやブランド全体を通じて、どのような体験や印象を抱いていただくかを設計します。また、狙い通りの体験・印象になっているかを検証します。観察能力や聞く力、賛同してもらうためのプレゼン能力、組織の牽引能力が問われます。 いすれも、とても大切な仕事です。 【さいごに】 どんなキャリアを選んだとしても、みなさんがご活躍されることを願っています!


  • Goto Aiko
    経験者Goto Aiko
    経験: 3年

    発案・創意工夫と、挑戦の継続ができる人が向いているように感じます

    試行錯誤を楽しめて、アイディアや創意工夫ができる人。

    新しいアイディアに対して、仮説を立て、ある程度の勝算を見出し、挑戦していける人は強いと思います。


    施策単位で失敗することや、うまく行かない過程があっても、課題は何かを見極め、対策をでき、次は何をしたら軌道修正できるか、失敗を糧にし続けることで、最終的な勝ちを取りに行けることが大事なのでは、と。

    途中、頓挫しそうな状態だとしても、立居振る舞いや今後の勝機を提示することで継続し、失敗で...

    終わらせないような処世術もあれば、長期施策でも勝てるんだろうな、と思います。 逆に、工程を変えたり変化にストレスを感じやすい場合はあまり向いていないように感じます。