労務の経験談苦労

この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?

  • 若菜 李佳
    現職者若菜 李佳
    経験: 5年
    合同会社DMM.com

    会社と従業員との狭間に立ったとき

    従業員からの要望と、会社との狭間に立たされるといつも考えさせられます。


    従業員の要望も個人的には理解できるのですが、会社の規程上どうしても応えられないこともあり、従業員の満足度をあげられない場面があります。


    規程やときには法律を解釈しつつ、誰にとっても公平に接しなければなりません。


    従業員が要望とする背景や環境、言いたいことは理解し、個人的な感情で叶えてあげたいと思うものの沿うことができないときが悔しく感じるときがあります。


    仮...

    に規程を変えるとなっても、変えたことで他の従業員が不利益にならないか、さらには会社へのリスク等安易に影響を及ぼすことはできないので、慎重な対応を求められることもあります。


  • 田中 里実
    現職者田中 里実
    経験: 7年
    ユナイテッド株式会社

    計算ミスした時。やっかいな労務問題の対応。

    分かりやすく眠れないほどしんどい瞬間は2つ。

    1つは給与計算等の重要な場面で誤りが発覚した時です。


    お給料という大事な仕事を任せてもらっている以上、基本的にミスはできません。

    とは言いつつも、ある一定のまでは仕組みで解決できても、

    それ以上は人間がやっている以上、多少の漏れ・誤りが絶対ないわけではないです。


    計算対応中に発覚したことや、軽微なものであればすぐに修正して対応しますが、

    問題なのが、その場で気づけず、給与計算をやっている...

    中で前月のミスに気付いてしまった時。 そのミスの内容・金額が大きければそれだけ、上司に報告、対象者にお詫び、そして給与の訂正処理が終わるまで、『やってしまった・・・』という気持ちと過ごすことになります。 なのでミスが発覚した時は、包み隠さず、早期報告、素直な謝罪。 間違った時だからこそ誠心誠意対応すること。 しないに越した事はありませんが、私自身もこれまでのミスで、自分の成長にもつなげられるありがたい機会になりました。 そして、もう1つは、労務問題。 労務として仕事をする以上、絶対避けられない仕事です。 テレビでニュースになるほどの大きなものは幸い経験がありませんが、 退職時のトラブル、労基署の調査、その他細々とあります。 そしてその日は突然やってきます。。。 過去に労基署の定期調査を対応したことがありますが、 まず提出する書類数が多すぎて、すべて印刷してまとめるだけでも一苦労でした。 そして書類提出の前日の夜、寝る前にまさに『あの資料入れた方がいいかな、あればいらないかな』などと考えるとまさに悶々として眠れず・・・ 調査当日も、いくら毎月の給与計算をきちんと行っているといっても、過失を探しながら資料に目を通す監督官を目の前にしている間は、とても緊張していたたまれませんでした。 ただ、指摘が無かったり、軽微な注意で済んだ場合は、本当に安心しました。 そして、これまでの業務への自信にもつながりました。 頻繁には遠慮したいですが、これもまた大変勉強になる良い機会でした。