分かりやすく眠れないほどしんどい瞬間は2つ。
1つは給与計算等の重要な場面で誤りが発覚した時です。
お給料という大事な仕事を任せてもらっている以上、基本的にミスはできません。
とは言いつつも、ある一定のまでは仕組みで解決できても、
それ以上は人間がやっている以上、多少の漏れ・誤りが絶対ないわけではないです。
計算対応中に発覚したことや、軽微なものであればすぐに修正して対応しますが、
問題なのが、その場で気づけず、給与計算をやっている...
中で前月のミスに気付いてしまった時。
そのミスの内容・金額が大きければそれだけ、上司に報告、対象者にお詫び、そして給与の訂正処理が終わるまで、『やってしまった・・・』という気持ちと過ごすことになります。
なのでミスが発覚した時は、包み隠さず、早期報告、素直な謝罪。
間違った時だからこそ誠心誠意対応すること。
しないに越した事はありませんが、私自身もこれまでのミスで、自分の成長にもつなげられるありがたい機会になりました。
そして、もう1つは、労務問題。
労務として仕事をする以上、絶対避けられない仕事です。
テレビでニュースになるほどの大きなものは幸い経験がありませんが、
退職時のトラブル、労基署の調査、その他細々とあります。
そしてその日は突然やってきます。。。
過去に労基署の定期調査を対応したことがありますが、
まず提出する書類数が多すぎて、すべて印刷してまとめるだけでも一苦労でした。
そして書類提出の前日の夜、寝る前にまさに『あの資料入れた方がいいかな、あればいらないかな』などと考えるとまさに悶々として眠れず・・・
調査当日も、いくら毎月の給与計算をきちんと行っているといっても、過失を探しながら資料に目を通す監督官を目の前にしている間は、とても緊張していたたまれませんでした。
ただ、指摘が無かったり、軽微な注意で済んだ場合は、本当に安心しました。
そして、これまでの業務への自信にもつながりました。
頻繁には遠慮したいですが、これもまた大変勉強になる良い機会でした。