労務というと、人事や総務の延長線やと思う人が多いと思います。実際、給与計算や勤怠管理といったいわゆる地味で目立たない仕事が多いです。
またお役所手続き等も多い職種なので、この時代においてもまだまだ紙の文化が残っています。
が、それゆえに改善の余地が大いにあり、近年勤怠や従業員データ管理といったDXが進んでいる分野であり、役所も含めて電子化できる領域がとても広くなっています。
そのため、私も今の会社で比較的大きいシステム導入・利用開始に...
携わらせてもらえました。
入社早々に勤怠管理システム導入のための実務対応を、2年目には人事労務データ導入のための実務対応をしました。
特に人事労務データ導入に至っては、今まで複数のエクセルで管理していた従業員情報を集約し、ほぼペーパーレスでの入退社対応に移行することができました。
また何よりも大きかったのは年末調整で、
これまで何百人に何枚もの紙を配り、記入の依頼・進捗管理・督促と、回収後それぞれの手書き・手計算の書類をすべて赤字で添削していたところを、
システム内で完結、このコロナ禍でも予定より前倒しで対応完了できました。
従業員からも、『やりやすくなった』『すぐ終わった』などの声をもらえたり、
メンバー内でも『年調なのにこんなに早く終わったね!!』などの声をもらえて、
自分が人の役に立てている実感を得られました。
お給料に関わる仕事は、働く上で絶対に必要なもので、当たり前が故におざなりにされがちですが・・・
そうは言っても重要度が大変高く、人数が多ければ純粋に仕事のボリュームもある程度増えるため、責任ある、多くのことを任せてもらえる職種です。
労務はまたまだまだ電子化・改善の余地のある分野なので、
掘ろうと思えば自分次第で、忙しくできると思います。