『小さな会社の給与計算と社会保険の事務がわかる本』池本 修 (監修), 鹿田 淳子 (著), 吉岡 奈美 (著), 三原 秀章 (著)
正直、目指す段階ではおススメできる本が思いつかなかったのですが。。。
こちらは実際に業務にあたるに際して、読んでおくと良い本です。
労務は会社や加入する健康保険組合によって対応が様々で、
会社、もしくは担当者(前任者)のカラーがとても出やすい職種と思います。
どうやればミスなく漏れなく給与計算・手続きできるか、その上でどれだけ作業効率化できるか、といったところは個人の工夫次第で何とでも、といった具合です。
それでも、絶対に逃せないの...
が給与計算および社会保険の基本知識。 入退社や年間業務を通して行うことで、初めて業務のつながりが見えるところが大きいので、ベースが頭に入っているか否かで取り組む業務の理解度が変わります。 また前述の通り、会社及び担当者(前任者)のカラーが出やすい業務のため、 前任者から引継ぎを受ける内容を”法定の対応”なのか、”会社独自の対応”なのかを整理しながら覚えていかなければ、重要な手続き漏れにつながる可能性もあります。 私自身も現職の前の企業で初めて労務に携わった際、前任者から受けた引継ぎがまったく理解できずちんぷんかんぷんで。。その時にテキスト2~3冊読み込んで、自分でノートにまとめたりして覚えてました。 これ系のテキストは社労士の資格取得のためのものも多いですが、そこまでは不要です。 むしろ小規模企業向けの方がコンパクトに全体感が掴めるのでおススメです。 こちら意外でも似たようなタイトルの本がいくつかあるので、その中で自分の読みやすい本を選んでいただければ幸いです。