自分が連れてきた仲間が船を降りるとき
ベンチャー企業は、成長のフェーズに合わせ活躍する人材は変わっていくため、事業の成長のために別れが必要になるフェーズも訪れます。事業が急成長すればするほど、成長スピードに合わせて個人が成長する必要があります。また、それぞれのライフステージややりたいことも変わっていきます。
苦楽を共にした人との別れは、頭の中では納得していても、心のなかで寂しさを感じてしまうのは人間としてはどうしようもないこと。ちょっとしたボタンの掛け違いだったり、会社の...
この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?
ベンチャー企業は、成長のフェーズに合わせ活躍する人材は変わっていくため、事業の成長のために別れが必要になるフェーズも訪れます。事業が急成長すればするほど、成長スピードに合わせて個人が成長する必要があります。また、それぞれのライフステージややりたいことも変わっていきます。
苦楽を共にした人との別れは、頭の中では納得していても、心のなかで寂しさを感じてしまうのは人間としてはどうしようもないこと。ちょっとしたボタンの掛け違いだったり、会社の...
しんどくて眠れない瞬間はあまり思い浮かばないのですが、、自分の業務の成否が、働くメンバーや組織を守ることにつながると強く感じているので、状況によってはアドレナリンが出すぎて眠れなくなることはあります、笑
例えば、採用ポジションをオープンさせるタイミングは、どのチームも基本的には「今いるメンバーだけでは仕事がなかなか回せず厳しいので、できるだけ早く採用したい!」という状況であることがほとんどです。
そのため、すべてのプロセスを超高速で進...
基本的には前向きにとらえられれているのであまりないが、オペレーションに埋没されて、身動きが取れないときはしんどい。あとは疲れている方やしんどそうな方のサポートをしているときは楽しい気分になることはない…
100人100通りの要望があり、制度化をするときは平等感を大事にすると全員の希望をかなえられないこと。全体最適を考えて実施するも、人は関心が変わって時期が変わると希望も変わっていたりする。スピードも視野に入れた全体最適を考えながら変化を起こす必要がある。
正直仕事が多岐にわたり、頭の中でも使う筋肉が違う(採用、制度、評価、人事企画、人事管理、労務、採用広報など)かつ業務量も多いので、そこは大変です。
個人の人格として全てのことに向き合って清濁まぜこぜの空気をすべて自分の責任として自分の中に取り込んでしまって抱え込んで場合によってふさぎ込んでしまうような、いわゆる自責意識や正義感が過度に強いタイプだと辛い場面は多くあるかもしれません。
私自信は、自分の弱さを把握して、しんどい時には運動したり睡眠したり一時的にスイッチをオフにするようにしています。また、人格を個人とビジネス役割とで意識的に区分して認識することや課題そのものが物凄くタフ...
多くの採用もしましたし、多くの退職を見届けてきました。
一人一人に「あなたにとってこの職場は最高だ」と口説いて採用するのですが、必ずしもそうならないことも多く「自分には合わない」「聞いていたのと違う」と言ってその人が退職になってしまうとき、「自分の採用時の話が違ったのではないか」「その人の人生に失敗を作ったのは私なのか?」と悲しく、不甲斐なくなる時があります。
また、本人の頑張りが会社の期待に届かない際には、面談に入ります。
降給...
『正解がない世界で仕事をする』
採用したときは一つの成功かもしれませんが、その数年後に上手くいってなかったり、制度を入れて数年後に大きくワークしたり、時間軸の点で正解不正解がつきづらいのが、この仕事の難しさかなと思っています。ある意味、長い時間かけて正解を見ていくことの面白さにもなっているかなと思っています。
人事制度の説明会を行った時はかなりしんどかったです。
対象人数も多いのため、30−40回ぐらいに分けて説明会を行いました。
説明のための資料なども、何度も読み返しながら、
・従業員はどう捉えるのか?
・意図はしっかりと伝わるのか?
・理解してもらえるのか?
など、様々なこをと考えながら何度もブラッシュアップを行いました。
説明会以外にも、いろいろな発信を行っていく中で、上記と同じことを考えながら、発信するようにしています
人事の仕事は、採用、労務、制度設計、成長支援、社内コミュニケーション設計、文化醸成、退職勧奨など、機能の幅がとても広い職能です。
そんな中、例えば制度設計。人事制度は対象となる従業員全員にとって100%正解があるわけではない、特に変革期・拡大期においては瞬間的に不都合・不利益を被る人もいたり、その人たちとの対話がなされぬまま、物事を強行しないといけない時もあります。
採用の場面においても、自社が第一志望の方をお見送りにしないといけない時...
組織は、個人の集まりであり、全員で共通のゴールを目指す生命体のようなものです。各個人の置かれている状況は、プライベートも含め刻一刻と変化していきます。組織の状況も同様に変化し続けています。
よって、「合意されていたはずの期待」が時とともに少しずつずれていき、「合意されていない期待」が増えていくのは、一定は仕方のないことだと思っています。
これらを、人事ポリシーをベースに、エントリーマネジメントから日常的な組織運営におけるコミュニケーショ...
人事の仕組みや取り組みも少しずつアジャイル化してきていて、走りながら作って変えていく要素が増えてきていますが、とは言っても、後戻りしにくいことや中期的に大きな影響を及ぼしてしまうことも多く、新しい仕組みや取り組みを導入する前にはいつも「これで本当に良かったんだろうか、でもあれだけ考えて議論したから、これで良かったはずだ」みたいなことが頭の中をぐるぐる回ったりします。
未だ経験時間が浅く、それほどしんどさを感じたことはないです。
自分に会社の未来がかかっているというプレッシャー。人事が手を抜くいたり適切でない決断をすると会社が崩壊する。
一人一人の人事が経営者レベルの覚悟を持って業務に取り組まないといけない。
採用時や異動調整時など、人事として意思決定をしなければいけないときがあるのですが、自分の意思決定で他人の人生を左右してしまうのではないか、というしんどさは常にあります。法律実務に則ったドラスティックな対応をしなければいけないときもありますので、日々の発言や言動などそれらの判断を任せられる人物であり続けるということも人事としては大変だなと思うときはあります。
その分、救える人や機会は圧倒的に多かったりもするので、責任の大きさと向き合いな...
人事的にクリティカルな問題が発生した時です。
採用は表に出て"採用をする"という、人事の中でも比較的綺麗な部分の業務です。しかし、他にも人事には社員に関わる後ろ向きな問題にも対応をしなければならない業務もあります。
明るい話ではない場合、どのような言葉を選び、どのように立ち振る舞うべきなのかを考え、それを実際に行動に起こす時は決して気持ちの良い仕事をしているとは言えません。
その他にも社員からの相談や意見に向き合う際、解決できない問題も...
採用数が目標と乖離したときです。採用目標を追うためのあらゆる採用施策は、いわゆる「営業」の仕事と業務プロセスは一緒です。そのため、戦略設計から緻密な計算をたて、かつあらゆる変数・不確定要素に対応しながら、目標を追う必要があります。採用目標数の乖離は、事業の停滞リスクをはらむため、常に必達し続けなければいけません。
さらに、グループ人事であれば、各社・各事業の採用目標や採用優先度を加味しながら採用計画・実行する必要があり、より緻密な戦略...
新卒採用はリアルイベントがあると、体力仕事なので、終わった日はグッスリなのですが、その前が一番しんどいかもしれません。
最近はオンラインイベントも増え、状況が変わっていますが、
リアルイベントがあると…
・寝坊は許されない
当然ですが、合同説明会などは会場が遠い&朝の準備があるのです。
イベントが続くときは郵送では間に合わないので、手持ちの荷物が多いこともあります。
つまり自分が寝坊したら現地に物がありません。
けど、他の誰...
特に企業統合や部署間の業務分担、国を超えた連携において、こちらの歩み寄りに気づいてもらえず、一方的な主張が繰り返され、着地が見出せないとき。特にグローバルビジネスにおける多様な価値観がぶつかる局面で、双方の正義や正解が異なり、話し合っても分かり合えず、心ない評価を受けるとき。こちらが求める仕事の進め方への期待値がうまく伝えきれず、協業を通じてこちらの求めるクオリティに満たない状態が続くとき。
眠れないほどしんどい瞬間はありません。
人事になりたての頃は、
評価や採用など人にとって大切なものに関わることになるプレッシャーから、
その人への影響に大きな責任を感じなければいけないと思っていたこともありますが、
人事が人の人生の責任をとるほどその人の人生は軽くないし、
評価や採用の結果をどう受け止めるかもその人次第であると実感するように
なってからは、
一つ一つの仕事に真摯に向き合い、決定の根拠を明確にすることに集中するようにな...