人事の経験談向いている人・向いていない人

この仕事に向いている人、向いていない人の資質とは何だと思いますか?

  • 林 由里恵
    現職者林 由里恵
    経験: 6年
    ユナイテッド株式会社

    必要なのは、常に「何をすべき」か考え続ける思考体力

    人事の仕事(特に採用や組織課題解決 など)は、決められた仕事をこなすというよりは、やるべき仕事を自分から見出してこなしていくことが求められます。


    今、組織がどんな状況で何をすべきか、と常に考え続ける思考体力が必要です。

    それを担保する「データを正しく見る力」「俯瞰して考える力」も培う必要があると思います。


    また、人事は他社のノウハウやケースなどトレンドを積極的に習得していくことも求められます。

    そうした他社の事例は幸いにも検索すると...

    豊富に存在しています。 実際に、すぐに飛びつきたくなるような魅力的な事例を目にすることは沢山あります。 一方で、他社の事例は集めてすぐに取り入れるのではなく、本質的にやるべきかを見極めて取り入れることが大事です。 組織の性質や現在の状況、解決したい課題がないと、施策はねらい通りに動かないからです。 だからこそ、目的と手段において、その目的をしっかりと描くスキルは重要です。


  • 小野 雄太
    現職者小野 雄太
    経験: 8年
    株式会社アクシバース

    強いて言うなら・・・

    個人的に前から思っているんですが、人事の担当領域は幅広で、全てを網羅するスーパー人事はなかなかいないのではないかと思っています。


    どこを担当するかによって多少変わるので、人事全体を通して強いて言えば、今のHR領域はかなり早いペースでアップデートされているので、「どれだけ早く情報をキャッチアップして、どれだけ早く自社に落とし込めるか」が重要な能力かなと思いますので、「情報感度」と「巻き込み力」が高い方は向いていると思います。


    向いてい...

    ないと思う方はこれの逆で、過去のやり方に固執してしまう方や、新しいことに取り組むことが苦手だったりすると苦労するかもしれません。 あとは、やはり人事は人と関わることが多いので、ある程度誰とでも分け隔てなくコミュニケーションが取れた方がいいかなと思います。