経験者伊藤 大樹
経験: 1年未満
株式会社アイスマイリー
お客様に自分を、自分がお客様を覚えている瞬間
仕事をはじめたばかりの頃は、各フロアに十数人いるお客様の特徴を覚えるだけで精いっぱいでした。次に、だんだん慣れてきたと感じるころには、緊張が解けて小さなミスをたくさんするようになりました。自分にとって介護という仕事とは何かを自問自答して、決意を固めたときにようやく見つけられるのが、お客様の些細な変化です。いつものお客様のようすを覚えていると実感するとき、私は最も楽しいと感じました。
また、お客様と生活を共にすることで、否が応でもお名前...
や顔を覚えてもらえることも嬉しいことです。中でも、短期的な記憶しかできないお客様に気持ちの良い接客をできたとき、「あなたと前にどこかで会った気がする」と言ってもらえた時は、家族でもないはじめて会った人と心で通じていると感じ、かけがえのない仕事だと感じました。