看護師の経験談苦労

この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?

  • Wakayama Yumi
    現職者Wakayama Yumi
    経験: 9年
    訪問看護ステーションとも

    夜勤

    特に新卒で看護師になる時に必ずといって就労条件になるのが夜勤です。

    数年の実務経験を積んでからであれば、日勤帯だけでの就労も可能です。


    私にとっては昼夜逆転をして働くことが、精神的に大きな負担でした。体内時計のリセットが短時間でできる方には夜勤はさほど苦がないかもしれません。しかし私の場合は日勤と夜勤が入り混じり、日常的な社会的時差ボケで精神的のリセットがなかなか完全にできない中で、生死の戦いの場で働くのは、自らの精神力を削っていると...

    ころが多かった様に思います。 看護師に限らずですが、シフト制の夜勤をされる方は、自らの健康管理のために睡眠の質をできる限り高める工夫が必要だと思います。 私は夜勤の負担が大きかったと感じていますが、同業者でも夜勤が好きという方はいるので、合う合わないはあるように考えます。


  • 山本 大貴
    現職者山本 大貴
    経験: 11年
    社会医療法人弘道会 なにわ生野病院

    自分の小ささを感じるとき 継続学習

    今まで看護師として従事してきて、眠れないほどにしんどくなったことがないので、まだまだ努力が足りていないということなのかもしれません。


    ただ、こんな時に自分の存在ってとても小さなものだな。と感じることがあります。

    それは、自分の所属する集中治療室に入院した患者が、なかなか改善せずに重症な状態が遷延してしまったときや、チームワークがうまく図れずに患者の持てる力を最大限に発揮できず、改善の見込みが見えないときは、自分の存在の小ささを痛感しま...

    す。 また、看護師に限らず、専門職として継続学習が必要であり、現在でも医療に関することでさえ偏った知識でしかないということが課題です。 患者に対する疾患などの知識、看護的な倫理や技術、マネジメントに関する知識、教育学に関する知識、統計や研究に関する知識、一般的な情勢や流れを読む知識などなど、挙げていたらきりがありませんが、まだまだ自分をアップデートしていかなければなりません。 時に責任やタスクの多さにしんどいなあと思うことはありますが、自分を成長させるための試練であることを認識し、それを乗り越えた時の自分をイメージして向かっていってます。 息を抜きながら、良いストレスを受けて問題に立ち向かえていると考えています。