現職者武田 彩香
経験: 5年
株式会社ユーザベース
ビジネスにおける法務としての正しさ
法務としてビジネスに関わっていると、法的に「絶対ダメ」でも「完全クリア」でもない、どちらとも解釈しうる論点に出会います。
そのような場合、「今、この論点を解決するに当たり、この会社の法務として正しい解は何か」について自問自答を繰り返すことになります。
「法務はブレーキ」とよく言われますが、上記のような問題に対して常にブレーキを踏んでいてはビジネスが前に進まなくなります。一方で、ブレーキが適切に機能しなければ、全力でアクセルを踏み込むこと...
もできないわけで、その線引きが極めて重要です。 この点の見極めが、法務として最も苦労する点であると思います。