現職者高橋 酵太郎
経験: 3年
株式会社ダイヤモンドブルーイング
好きを追い続けていたら
僕の今の仕事を簡単に整理すると、
・クラフトビールとシーフードのレストランThe Seafood Beer Station KAENのストアマネージャー
・ビール造りに欠かせない酵母の研究者
・包括的で持続可能なクラフトビール醸造BEERTECのプロジェクトメンバー
という、なんとも複雑な系が出来上がってしまいました。
「ただのストアマネージャー」とは、あえて言えないのかもしれません。
会社的にはクラフトビールを醸造して、ビ...
ールを売ったり、飲食店を運営したり、、、とクラフトビールのカルチャーを発信することを掲げています。 そして、今の僕自身のテーマの中にも「クラフトビール」が存在します。シンプルにクラフトビールが好きだからです。 とはいえ、ただクラフトビールが美味しいから、飲んでいて楽しいから好きというのも少しばかり違うかなと感じています。 さて、どういうことでしょう。もっと根底に「微生物が好き」という狂気が潜んでいるのです。 この狂気が芽生えたのは、中学2年生のころ。 ふと見ていたテレビ番組で、菌やら発酵やら話していて、これがどうやら天啓というものだったのでしょう。 「面白い!好き!」と言い始めて7年、僕が21歳の時に、僕の中の微生物はクラフトビールと出会いました。 そこからは単純な掛け算です。共通項を括りました。 微生物×好き+クラフトビール×好き=(微生物+クラフトビール)×好き そして、そこから3年後、「微生物が好き」と言い始めて10年後には、なんと、微生物を相手どる仕事が目の前に来ていた、それだけです。