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国家公務員の経験談を読む
『未経験者へのおすすめ本』

国家公務員未経験者へのおすすめ本

転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。

  • 橋本 賢二
    現職者橋本 賢二
    経験: 13年
    人事院

    『『職業としての政治』』マックス・ウェーバー

    古典中の古典ですが、「行政」の意味を考えるためには必読書だと考えています。

    三権分立の三権とは、立法・行政・司法と言われますが、なぜ「行法」ではないのでしょうか?行政だけ「政」の字が用いられている意味を考える必要があります。国家でも地方でも、公務員(≒行政官)の仕事を考える時、政治との関係は切り離すことはできません。行政の基本は、政治的に決定された政策の実行や執行を担っているからです。


    この点について、行政には「法律による行政の原理」...


  • 田宮 寿人
    現職者田宮 寿人
    経験: 9年
    財務省

    『オペレーションZ』真山仁

    財務省の仕事、官僚の仕事について、皆さまはどのようなイメージをお持ちでしょうか。

    外から見た財務省というのは、なかなか見えづらい存在です。


    ご紹介する「オペレーションZ」は、小説であり、現実の出来事ではありません。

    ただし、実際に起こっている出来事を想像するのには、とても有益な書籍であると考えています。


    以下、出版社の書籍紹介を引用します。

    ―――

    明日にも起こりうる危機、国家破綻(デフォルト)。

    日本国債が市場で吸収されなくなった...


  • 芳賀 達也
    現職者芳賀 達也
    経験: 7年
    農林水産省

    『①農政改革 行政官の仕事と責任 ②公務員という仕事』①奥原正明 ②村木厚子

    2016年から2018年までの2年間、農林水産省で事務次官を務めた奥原正明さんの著作。農林水産行政の今を知るにはこの一冊がオススメです。国が補助金や規制で農林水産業を抱え込むのではなく、農林漁業者が自由に経営展開できる環境を整備していくことが必要、という思想の下、具体的にどのような政策に取り組んでいったのかが記されており、ここ数年間の農林水産省の政策の方向を理解するのに非常に役立ちます。


    農林水産省は古臭いところだ、というイメージ...


  • 田口 周平
    現職者田口 周平
    経験: 5年
    経済産業省

    『職業としての政治』マックス・ウェーバー

    20世紀前半の社会学者のマックス・ウェーバーによる著作です。


    題名の通り、近代国家の背景や、職業政治家に求められる倫理や条件ん、政治家と官僚との関係性などが書かれています。


    個人的に一番印象に残っているのは、最後に記載されている以下の部分です。


    「自分が世間に対して捧げようとするものに比べて、現実の世の中が——自分の立場からみて——どんなに愚かであり卑俗であっても、断じて挫けない人間。どんな事態に直面しても「それにもかかわらず!」...


  • 川端 隆史
    経験者川端 隆史
    経験: 11年
    ユーザベース

    『杉原千畝―情報に賭けた外交官―』白石仁章

    ナチスの迫害を受けたユダヤ人に対して「命のビザ」を発行した外交官の話。戦後、日本政府は正当に評価せず、やっと数年前になって外務省が正式に評価。杉原の判断は、彼が地域の専門家であり現地に張った情報ネットワークに基づくもの。情報戦の重要性は現代のビジネスにも繋がる。いくらデジタル化がすすんでも、真の情報は人間の頭の中にあったり、判断によるところが大きい。また、杉原はいわゆるキャリア外交官でもない点に注目したい。現在の日本外務省も数多くの地域...


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