CEO(最高経営責任者)の経験談志望動機

この仕事を目指した理由や目的は何でしたか?

  • 佐久間 衡
    現職者佐久間 衡
    経験: 6年
    株式会社ユーザベース

    自由に生きたかったから

    自由に生きたかったから。


    人に束縛されたくない。自分で目標を描き、自分で生き方を描き、その代償としてすべてに責任を持ちたい。


    こういう気持ちが20代の頃は強く、その延長線として、何となく経営者を目指していたように思います。


    ただ、なってみて思うのは、経営者でもそうでなくとも、自由に生きることはできる。自分で人生を、働き方を、自由にデザインすることはできる、ということ。


    経営者は辛いことと楽しいことが共にたくさんあるので、内省が深...

    まり、そこに気づきやすいというのはあると思います。


  • Suganuma Natsuki
    現職者Suganuma Natsuki
    経験: 3年
    株式会社bacterico

    菌とともに世界中の人びとを健康に幸せにする

    私は小さな頃から猪突猛進、好奇心が旺盛な子供でした。一時期アリの巣が気になったときは、「アリの巣はどんな構造なんだろう? どうしたらアリは引っ越すんだろう?」なんてことを思って、石をおいたり、チョコレートや唐辛子をあげたりと、毎週毎週、飽きもせずに観察していました。


    そんな私が研究者を目指きっかけになったのは高校生のとき。みなさんも進路に迷った覚えがあるのではないでしょうか? 私も例外ではなく迷っていました。これというものもなかったの...

    で、なんとなく人の役に立ちそうなお医者さんになろうかな、なんてことを思いつつ勉強に励んでいました。 お医者さんってどんな仕事をしているのか気になって職場体験に行きました。そのときに、40代の男性の方が亡くなった病室で、奥さんと娘さんが大泣きしている現場に出会ったのです。 その光景に大きな衝撃を受けました。 病気の治療も大事だけれど、その前に病気を予防することの方が大事なのではないか。生涯みんなが健康で寿命を迎えることができれば、こんな風に悲しむ人を減らせるんじゃないか。現状を変えるためには予防医学を学んで、その成果を社会に広げていく必要がある。そう考えて、研究者の道に進みました。 研究を進める中で、予防には、私達の体をつくる食からのアプローチが重要であるという気づきを得ました。 私は大手食品メーカーに入社し、健康科学研究所に配属されました。そしてそこで、腸内細菌との運命の出会いを果たしたのです。 当時、腸内細菌がうつ病、アレルギー、自閉症、ガンなど、全身の様々な疾患との関係性がわかってきていました。 「世界中の人を健康に幸せにする」という夢を叶えることが、腸内細菌からのアプローチであれば可能だと思い、腸内細菌を専門とした研究者への道へと進んだのです。